2021.4.2
6時半に起きて、今日はラジオ体操とストレッチを実行。朝食はご飯。おかずは昨日の余り。息子の出勤を見送っていつもの1日の始まり。
天気はちょっと曇りがちで、気温も昨日より低め。一連の更新作業が11時ごろ終了したので、いつものように実家へ。
母親の体調は悪くなさそうに見えたので、じゃあすぐ市民農園に行くかと思って帰ろうとした瞬間、母親が「着物を売ることになった」と言い出してびっくり。
「それは押し買い業者の常とう手段だ」と言うと、びっくりしたようですが、「でもわざわざここまで買いに来てくれるんだし、会社名も名乗っていたよ」とすっかり信用してしまったみたい。
そこで、一般的な押し買い業者の手口について説明。基本的にはフリーダイヤルで電話をかけてきて、アポイントを取る係は女性みたい。
その後どんな人物が現れるのかは不明ですが、着物を買うというのは直接会うための口実であって、実際にやり取りが始まると、着物はさておき、ブランド品のバッグや貴金属類を格安で買い取ることになると説明。
そもそも母親は体調も悪いのに、玄関先で話だけでなく、家の中にも上がり込んで、様々な金目のものを物色されることになるはずと説明。
実際会社名もメモしていないし、聞いても覚えていないと言います。担当者の名前と電話番号、会社の電話番号は教えてくれていたようですが、実際にその担当者の番号にかけてみたら誰も出ない。
私のスマホで、会社らしき電話番号を検索したら、ネット上で迷惑業者と名指しされている業者さんでした。
連絡が付かない事が分かって、母親もようやく事の重大性に気が付いたようで、約束した日時は私も実際にその場に出向こうと思っています。
今回のきっかけは、たまたまフリーダイヤルだったのに、うっかり受話器を取ってしまったということのようです。以前も一度警察官を名乗る不審人物からの電話を受けたことがあり、それ以来フリーダイヤルや知らない番号には出るなと伝えてあるのですが、たまたま魔が差したということなのかも。
しかし、我が家の電話にも買い取り業者から頻々と電話が入ります。私は実際に電話口には出ず、フリーダイヤルの場合は、その番号をネットで調べ、素性を確かめ、次々と着信拒否設定をしています。
高齢者の場合はそういった情報に疎いことが多く、それを良いことに悪徳業者がのさばっているのではという気もします。
ネットで「押しがいの手口」という検索語句で調べると、分かりやすく説明されているページがありましたので、この後分かりやすそうなページを印刷して、明日実家に持っていこうかなと思っています。
押し買いの顛末
退職後の生活(8)
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