生まれてから亡くなるまでの戸籍(2)

2022.3.16

 母親が生まれてから亡くなるまでの戸籍謄本ですが、結婚後の戸籍謄本はすぐに見つかったのですが、生まれてから結婚するまでの戸籍が見つからず苦労しました。

 2週間ほど前に、生まれたであろう場所の市役所に戸籍謄本の請求を行ったのですが、「見つかりません」という返事でした。しょうがないので、結婚後の住所がある役場に同じ形で請求を行ったところ、こちらでも「見つかりません」という返事。

 ただこちらの役場の係員さんは、「やはり結婚後の住所の市役所に問い合わせるのが一番では」と言ってくれたのですが、「すでに請求したのに見つからないという返答です」と答えると、「それは変です」という返事。

 親切にも、「こちらの役場から該当の市役所の戸籍担当に連絡を入れてみます」という電話があり、それから数時間後該当の市役所の戸籍担当の上役と思われる男性から電話があり、恐縮したように「見つかりました」という返事。

 じゃあ最初の「見つかりませんでした」という返事は何だったのかと追及しても良かったのかもしれませんが、それをぐっとこらえて我慢。90年前の戸籍を探すというのは結構大変なことなのかもしれません。

 とりあえず「急いで送付します」とのことだったので、あえて文句を言うこともなく、「ありがとうございます。到着を待っています」と答えて電話を終了。

 結局結婚後の役場の係員さんの骨折りで見つかったようなもんですが、それがなかったらどうなっていたのか?あっちでもこっちでも「見つかりません」と言われたのでは、利用者はたまったもんじゃないなという気がします。

 さて、戸籍の問題が一段落しそうなので、これで生まれてから亡くなるまでの戸籍謄本が揃うので、ようやく銀行関係の名義変更手続きに入ることが出来ます。

 ここまですでに亡くなってか40日ぐらいが経過。実に大変。今後は金融機関ごとに必要書類を揃え、それらを一括送付するか持ち込んで手続きということになりそう。
 
 私の分はそれでいいのですが、妹はまだ働いているので平日は仕事を休んで手続きをするということになりそうで、窓口での手続きは勤労者に不向き。

 郵送でいいじゃないかという気もするのですが、今度は提出書類の一部をコピーを取って返送してもらうことになり、それにもまた日数がかかりそう。

 金融機関は複数あるので、間違えが起きないように一つ一つ手続きを進めようと思っているのですが、そうなると作業が完了するまで、また長い期間が必要になりそうです。

 それがすんだら今度はいよいよ土地と建物の名義変更手続き。所有者の名前が変わるだけなんだから、簡単な手続きで終わるだろうと思っていたのですが、ちょっと調べてみたらやはり多くの書類が必要みたいで、場合によっては司法書士さんに頼むことになりそう。

 しかしそうなると司法書士さんへの謝礼?も必要になるようで、これまた名前の変更だけなのにと思うとちょっと不愉快。いずれにしても、そういったややこしい手続きを終えるのにまた一か月程度かかりそうで、終了は早くても5月の終わり?

 それが終わるといよいよ相続税の申告作業ということになり、今年いっぱいは気が抜けないみたい。こういった手間を考えると、私自身の息子への相続問題もあらかじめ考えておかないと、息子が苦労することになりそうです。



年金受給口座の手続きが終了


退職後の生活(9)


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