灯油の値上がりが家計に打撃

電気料金は減少傾向、灯油の値上がりが心配(2012.10.12)

 10月に入り、ようやく猛暑から解放されたように思います。朝晩の涼しさを感じる日が多くなりました。我が家の先月の電気料金の請求書が今日ポストに入っていました。

 8月は猛暑の影響で240kwhで6074円。9月は当初若干エアコンを使いましたが、後半はほとんど使わなかったので187kwh4703円と減少しました。

 昨年の同月は208kwhと書かれていますので、20kwhほど減った事になります。そこで昨年のこの時期の平均気温を見てみると、9月は23.3度で、最高気温が34.7度、最低気温が11.0度となっています。

 では今年はどうかというと、平均が24.4度、最高気温が36.1度、最低気温が13.4で、明らかに今年の方が暑いですね。それでも電気使用量は減ったのですから、これは節約意識が私も息子も昨年に較べて一掃高くなったと考えて良さそうです。

 今後寒くなってくると今度はファンヒーターの利用で灯油の消費額が増えます。エアコンの暖房も少し使うと思います。そうなると再び光熱費は上昇するはずで、それを避けるには今から部屋の保温について準備をしなくてはいけないなと思っています。

 それにしても灯油価格の近年の上昇は激しいなという印象があるのですがどうでしょうか?調べてみると東京都の灯油小売価格の年次推移の表がありました。一番古いのは昭和32年の12月です。この時の価格が559円。安いです。

 その後昭和53年までいったん下がった後少しずつ増加して700円台後半へ。そして昭和54年の後半からおよそ六ヶ月で急上昇していっきの1300円台へ。

 この上昇基調は昭和57年まで続き、最高額は1749円。しかしその後は昭和63年まで下落。この時が700円台後半。しかしこの安さは長くは続かず、すぐに1000円台に突入し平成19年はなんと2000円です。

 その後少し落ち着きを取り戻し、今年9月の値段は1716円ですが、これでも充分に高いです。昨年と言うか、ちょっと前の冬ですが、我が家は灯油が高すぎると思ってファンヒーターの使用時間を極力減らし、窓に引っ越し用のプチプチを貼って断熱効果を高めました。
  
 今年はこれからどうなるのか分かりませんが、まあ冬になれば寒くなるのは当たり前。余計な支出が増えるのは間違いありません。

 その分をどこから捻出するのか。頭の痛い問題ですが、第一はやはり食料品でしょうか。息子も身長がまた少し伸びたみたいなので、新たに買い換える衣料品がいくつか出てきそうです。

 家庭菜園の作物をフル活用して料理をつくることにもなりそうですが、レパートリーが限られているのが辛いですね。


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