日々の節約
たまの散財がお気楽生活の秘訣

久しぶりに居酒屋で散財(2013.2.24)

 年末にバンコクに行って楽しんできましたが、その後正月から今日に至るまで、息子の受験期が重なり、息子を差し置いて自分だけ遊びに行くのもどうかと思い、旅行を控えてきました。

 そのせいかどうか、どうも私は一ヶ月に1回ぐらいロングドライブや、どこか遠くに出かけないとストレスがたまる体になってしまったようで、ここのところちょっと体調不良気味でした。

 それをなんとかしようと、長めのウォーキングをしたり、近場のショッピングモールに足繁く通ったりしていたのですが、折からの北風でなかなか出歩くのも億劫になり、これは精神的に良くないなあ、と感じていました。

 そんな折、たまたま昨日は息子が友達とカラオケに行くと言い出したので(受験そのものは終了、発表待ちです)、本当に久しぶり(三ヶ月ぶりぐらい)に一人で居酒屋さんに行ってきました。

 我が家から歩いて10数分。駅前にある、庶民的で安い居酒屋です。すでに20年ぐらい通い続けていますから、お店の人とは顔見知りですが、なにせ数か月に1回ぐらいしか行きませんから、常連とはほど遠い存在です。

 ただママさんは私の職業も知っていて、開口一番「今日は休みですか?」と聞いてきたので、「土曜日で仕事はなし。あってももう退職時期なので・・・」と説明。(妻を亡くして早期退職したことについては伝えていません)

 すると「え〜、まだ若いのに!」という反応。「もう60歳ですか?」と他のお客さんに聞こえないように聞いてきたので、「そうですよ」と答えると、もう1回「若く見えますね」とお世辞半分の嬉しい返答。

 「そうかあ、見かけだけはまだ退職年齢までいっていないように見えるんだ」と若干嬉しくなりました。

 実は早期退職後の3年前と今の状態を比較すると、見かけは凄く元気になった、というのが旧職場の先生方からの一致した感想です。(フルタイムのとき働いていた学校で今は非常勤講師をしています)

 ストレスや精神的プレッシャーが少ないと、体というのは正直に反応して、見かけだけかもしれませんが、多少なりとも活力があるように見えるのかもしれないなと感じています。

 というわけで若干気を良くして、生ビール(中)を一杯。さらに焼酎のお湯わりを二杯。焼き鳥と煮込みをつまみにして、約2500円。飲みながらいつものように文庫本を読んで、良い気持ちになって帰ってきました。

 ここ二ヶ月、昼食で500〜700円程度の外食を週に1回するかどうかの生活でしたので、本当に久しぶりの散財?となりましたが、旅行に行っていない分のストレスが少し解消されたかなと感じています。

 日々の節約は大事だと思っていますので、相変わらず100円玉貯金や500円玉貯金を続けていますが、ひたすら節約節約と叫んでいると、精神的に辛くなりますので、たまにはそういったささやかな開放感に浸るのも良いかなと思っています。

 来週中には息子の進路がはっきりしますので、それが終わったら、風のなさそうな日を選んで、次は息子と一緒に旅行に出かける予定です。さらに中旬には再び一人でバンコク行きを考えています。

 日々の節約、たまの散財、この組み合わせのさじ加減が、楽しくてお気楽な老後の秘訣であるような気がしています。


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