200円でエアコンは何時間動かせるか

コーヒー一杯はエアコン何時間分?(2012.8.17)
 
 暑いです。昨日は室温が35度になりました。埼玉県の最高気温は鳩山町の37.1度というものですが、日中買い物に出かけたときの感触では、アスファルトやコンクリート上では40度を越していたのではないかと思われます。

 さすがにこれでは部屋にいても何もする気が起きないのでエアコンを使いました。普段は30度前後なら使わずに済ましています。

 しかし今は夏休みで、息子も家にいます。息子は部屋で受験勉強?をしていますから、これもエアコンが必要で、1日の電力使用量はこの夏一番になったのではないかと推測しています。

 エアコンを使わずに、どこか涼しい喫茶店でコーヒーでも飲もうか、と考えることも良くありますが、コーヒー代を仮に200円とすると、東京電力の電力量料金単価の第2段階料金が1kwhにつき22.86円と書いてありますから、200÷22.86=8.75h。

 すなわちコーヒー一杯で我が家の1000Wの電気器具を8.75時間使えることになります。エアコン1台の消費電力を仮に1000Wとすると、これを9時間近く使えるわけです。(実際にはもっと電力は小さいと思います)

 つまり自宅でエアコンを使うより、涼しい場所でコーヒーでも飲んだ方が良いだろうと思って出かけると、そのコーヒー代で実は9時間近く自宅のエアコンを稼働させることが出来るわけです。

 しかも出かけるのに徒歩や自転車利用なら無料ですが、車を使って例えば往復3km走れば、その分ガソリン代が数十円消費されます。

 東京電力側としては、総使用電力を抑えるために、出来れば人はスーパーやデパート、喫茶店に集まっていてくれた方が助かるわけですが、個人個人の電気料金というか節約を考えると、自宅でエアコンを使って静かに読書をしている方が良いわけです。

 買い物をするついでにコーヒーでも、というのは私もよくやりますが、本当に節約を意識すると、こう言ったことも考えないといけないと思っています。

 ちなみに、実際に家にいるときはエアコンだけでなく、照明が必要かもしれませんし、喫茶店の代わりに部屋でコーヒーでも飲もうと思えば、その分またガスや電気が消費されます。

 パソコン等をいじれば、1時間あたり数百wの電力が消費されます。従って上記の8.75時間というのは理想的な意味合いを含んだものですが、たとえ消費電力が2倍になったとしても利用時間は4時間半ぐらいあるわけで、それなら4時間ぐらい自宅でじっとしている方が得になるわけです。

 先日7月分の電気料金の請求が来ました。187kwhで4703円でした。ちなみに昨年は231kwhですから、節電効果は大きく出ていると思います。

 ただし来月の料金は、この暑さですからかなり上がるのではと危惧しています。今日もすでにこのパソコン部屋は29度です。この部屋にはエアコンがないので、扇風機で頑張っています。  


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