様々な場面で節約

電気料金値上げ開始(2012.9.1)
 
 いよいよ今日から電気料金値上げです。値上げに伴って契約している契約電流の値を下げる家庭が増えていて、工事が間に合わないという話も聞いています。

 我が家は昨年40Aから30Aに落としましたが、電話をした翌日に係の方が来て、ブレーカーの交換をしてくれました。所要時間は30分程度でした。

 これによって基本料金が1092円から819円となり273円の節約となりました。わずかな額ですが、年にすれば3276円。

 少ない額に思えますが、銀行に100万円を1年間貯金しても、利息は300円前後でしょうから、この節約は100万円の預金より、資産を増やす効果がずっと大きいことが分かります。

 現在この30Aで生活していますが、基本的に支障はありません。ただこの猛暑時はエアコンを2台同時に使うこともあり、その場合は炊飯器や電子レンジ使用時に若干エアコンを切る等の工夫をしました。

 特にエアコンはある程度まで部屋を冷やすのに電流を使いますので、暑いときに部屋に帰ってきて、「暑い暑い!」と言いながらエアコンを入れ、飯の準備だといって炊飯器を使い、ついでにおかずを温めようと電子レンジを使い、暗くなってきたからと照明をがんがん点け、さらにテレビ見ようとすると、容量オーバーになる可能性があります。

 この辺りの計算は、きちんと調べるならそれぞれの電器製品の使用電力(ワット数)を調べて、それを100ボルトで割り算して、それらすべてを加算すれば使用電流を求めることが出来ます。

 例えばエアコン800w、炊飯器600w、電子レンジ800w、照明200w、テレビ200Wだとするなら、すべてを足して100で割ると26Aになります。これだけなら30Aのブレーカーは落ちません。

 しかし、ここに書かなかった電器製品で冷蔵庫等も常時動いているはずですから、全部を一辺に使うのは厳しいなと感じています。従ってこれ以上契約電流を下げるのは、現時点では無理です。

 それはそれとして、上に書いたように、100万円預けても利息は微々たるものである、ということを裏返すと、電気で少し、ガスで少し、水道で少し、通信費で少し、というように、あらゆる場面で10円とか100円という額を節約することが、家計に大きな影響を与えるなと強く感じます。

 これはお金をいかに効率的に使うかという考え方にも通じるものがあります。前にも書きましたが、買い物ついでに200円のコーヒーを一杯(昨日も猛暑でつい飲んでしまいましたが)飲むと、実際にはそのお金でエアコンを何時間も動かせるわけです。

 ましてや買い物に行くのに車を使えば、往復2kmぐらいであっても、燃費を考えれば30円ぐらい使っている事になります。

 いくら節約だ節約だと叫んで、安いスーパーに行っても、そこに行くまでの交通費や買い物疲れでちょっと飲物をと考えると、結局節約できていないことになります。

 そんなことばかり考えているのもなんとも情けない感じがしますが、そうやってわずかな節約額を産み出し、それを貯金していくことによって、わずかずつですが資産が増えていくのかなと思えます。

 ただし、節約だけを目標にして汲々とした生活をするといずれ疲れてしまうので、たまには貯まったお金を有意義に(自分の好きなことに)利用するという目標も必要かもしれません。私の場合は当然それは旅行費用となります。


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