幼児期の忍耐力形成がいじめを防止

新しもの好きは遺伝子で決まる?(2012.9.14)

 12日にiPhone5が発表され、日本では来週の金曜あたりから発売されるのでしょうか?予約は今日の午後4時からだという事ですから、購入意欲のある人はすでに予約のための秒読み段階に入っていそうです。(書いている内に4時を過ぎました)

 新聞上では新しい機種についての特徴がいろいろ書かれています。どんどん小さくなり、軽く、薄く、そして使いやすくというのがコンセプトかなと思います。

 たまに電車に乗ったりして周りの人の携帯を見てみると、今や皆さん長方形のアイフォーンを利用しているみたいで、細長い旧態依然たる携帯でメールを打つのが恥ずかしくなるような状況ですね。(別にメールしか使わないので気にしていませんが)

 私にはまったく理解できないのですが、新しい物が出ると何が何でも購入しなくてはいけない、というような脅迫観念をお持ちの方もいるようで、そういった方は、予約をした上で、更に誰よりも早くその製品を手に入れたいと思うみたいです。

 こういった方達は、メーカー側から見れば、大変ありがたいお客さん達で、様々な広告もこういった方々向けに行われているのかなと思います。

 ところで私は理解できないと辛口でコメントを書いていますが、この新しもの好きというのは世の中にどのくらいいるのか、という統計を取った方もいるようで、これが2.5%だそうです。

 つまり現在アイフォン利用者が1000万人いるとすれば、そのうち25万人は新製品が出たらすぐ買ってくれる層だということです。

 でこの2.5%の方々の資質を決めている遺伝子が有るみたいで、特定の遺伝子を持っていると新しい物が欲しくてしょうがない、という性格になるようです。

 一方これは私の勝手な判断ですが、数学的な正規分布曲線を考えれば、新しもの好きとは逆に古い物を大切にする(しすぎる)人もやはり同じぐらいの割合で存在するのかなと思えます。

 つまり1000万人の内25万人はなかなか買い換えないということですね。私の場合はいまだに古い携帯を使っていますから、この層に含まれているのかもしれません。

 どちらがお金の面で節約できるかと考えれば、当然後者だと思いますが、この古いものを大事にする資質についての遺伝子は聞いたことがないので、もしかするとこれは親の教育やしつけに寄るところが大きいのかなとも思います。

 つまり日頃から親が我慢する姿勢を見せていれば、子供は自然にそれが当たり前のことと思うようになり、忍耐力も形成され、無闇に浪費する性格にはなりにくいのかなと思えるわけです。

 ただし我慢をはき違えて、親は気楽に過ごし、子供にだけは我慢を強制するとなると、これは反抗心が出ますので、中学以降の性格形成に大きな影響を与えるような気がします。

 ましてやしつけと称して体罰を加えていると、加えられた子供はいじけるか、反発して暴力的になるかのどちらかになり、やがてそれは同年代の他者に向かういじめを起こす、またはいじめられる原因になっているのかなと思えます。

 アイフォンからいじめまで、ちょっと飛躍しすぎかもしれません。いじめ問題が気になっていたので、 勢いで書いてしまいました。 


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