不要品の処分の行きつく先は?(2013.2.22)
昨日はネットでいくつか衣料品の寄贈先を検索しました。今後その設立主旨を良く読んで、役に立つと分かった段階で寄付しようと思っています。
検索すると本当にたくさんのサイトがあってびっくりしました。NPO法人等もいろいろあります。私自身もそう言った活動が出来ると良いのかもとサイトを見ながら思っていました。
しかしそうやって身の回りのものを見て、「自分の人生があと20年だったら、これはこれからも本当に必要なのか?」と目の前にあるものを見て考えると、あれもこれも実に不要品が多いですね。
逆にそれらをすべて捨ててしまったら、最後は何が残るんだろうか?とも考えています。人間の生活は衣食住が基本の柱でしょうから、着るものを考えると下着類は別にして、生きていくだけならそんなにたくさんの衣類は必要ないなと思えます。
ところがクローゼットを見ると、もう着なくなったコートやブレザーがいくつもかかっています。もちろん捨てるのはもったいない、いつか使うかもしれないと思って保管してあるわけですが、その保管期間はいつの間にか5年10年となっているような気もします。
先日古い写真をちょっと整理していたら、その時着ていた衣類が目について、「あっこれはまだ持ってる!」というのがいくつかありました。時間が過ぎるのは早いなあとつくづく感じます。
食の方も、日々食べるものは必要ですが、昨日も書いたように、どこからもらってきたかは分からないようなマグカップやコップ、皿、お椀等が食器棚の奧に隠れています。
本来必要なのはご飯茶碗と皿が数枚、ナイフ、フォーク類が数セットあれば良いだけなのに、なぜか10人分ぐらい食器棚の引き出しに入っています。
さらに壊れかけたミキサーその他の調理器具、連れがいなくなって私にはまったく用がなくなった圧力釜等が、丁寧に保管されています。
テレビでは片付けられない人がいて、ゴミ屋敷が話題になっていますが、とりあえず片づいているように見えるだけで、実際には見えないところに放り込んでいるだけですから、あまり状況は変わらないなと感じます。
ただ何でもかんでも不要だ不要だと叫んで捨てていくと、部屋の中で生活しているという空気がなくなり、空疎なホテルのような空間になってしまうかもしれませn。
過ぎたるはなんとかで、やり過ぎは禁物。しかし周りを見回すとものが多い。部屋の中を熊のようにぐるぐる動き回りながら、どこから整理しようかと考えています。