電気製品の買い替え

デジカメの買い替え時期を迎えています(2014.8.26)

 今年のハワイ旅行に持っていったデジカメは、パナソニックのFZ7という古い機種です。当時は結構人気があった機種で画素数が600万画素、倍率が12倍という、今のデジカメと較べると二周りぐらい小規模?なカメラです。

 2008年に発売されていますので、すでに7〜8年使っています。これを選んだ理由ですが、絞りやシャッター速度を自分で決めることが出来、当時としては比較的大きな12倍というズーム機能があり、さらにシャッタースピードが最大60秒程度まで設定できるので、星夜写真撮影にも使えるなと思って購入しました。

 レンズの明るさを示すF値も2.8と明るく、連写も出来て、重さが300gちょっとなので持ち運びにも便利。

 というわけでブログやホームページ作りに大活躍。この7〜8年間で撮影した枚数は1万枚ぐらいあるのではと思っています。

 そんな酷使に耐えてきたデジカメですが、今回の旅行でついに誤作動。シャッターを押すといきなり連写機能がはたらき、勝手にカシャカシャシャッターがおります。

 しかもその後はシャッターを押しても何の反応もナシ。スイッチを入れなおして再起動すると、また1回だけ連写機能がはたらくということを繰り返し、「こりゃあ厳しい、帰国後は買い替えだ」と観念したら、数日後いきなり復旧。

 ただ動作はなんとなく不安定。というわけで新しいデジカメを買わざるを得ないなと思っています。そこで改めてデジカメの使用年数とか耐久年数を調べてみると、新しい機種がすぐ出たり、結構壊れたりするらしく、普通は3〜5年で買い替えに至るようです。

 ということは我が家のデジカメは比較的良くがんばっている方だと思えるわけで、その意味では愛着もあります。

 帰国後も実はウォーキングのときに携帯し、道端の草むらに潜んでいる昆虫を撮影したりしていますが、今のところなんとかまだ機能していますので、買い替えの最後の決心がなかなかつきません。

 しかも、この年齢になるとこういった機械というか電気製品の耐用年数と、自分の健康寿命との関連も気になります。

 ここで買い換えてまた8年使うと年齢は70歳。その頃もう1回買い替えかなんてことまで想像してしまいます。

 一時期このブログでも話題にした冷蔵庫。すでに15年以上使っていて、容量が350L以上あり、息子と二人暮らしでは電気代がもったいないなと感じていて、これも買い替えかと思っていますが、今買い換えると、10年使って72歳。

 その前に息子が独立する可能性もあり、だとすると一人用の小さいものでも充分という気がして、家族の動きによって買い換える後継機種の選択も変わってきます。

 結局ずるずると決断できないまま、デジカメも冷蔵庫も使い続けることになるのかもしれませんが、それはそれで一気に数万ものお金が消費されることもなく、節約になるともいえます。

 旅行の飛行機代に較べれば、今後10年近く使える、たかだか数万の電気器具の買い物に真剣に悩む必要もないのですが、日常生活の中で消費される金額と考えると、1万円以上はとてつもなく大金に思えてしょうがないです。


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