1ドル120円突破は心理的節目?

節約生活を続けながら投資について考察(2014.12.6)

 今日の朝食のおかずは一昨日作ったおでんの残り。冬場になって寒くなってくると鍋物が増えます。ありがたいのは料理の手間隙が少なくてすみ、経済的かつ長期間食べられること。

 ただし我が家のような2人家族では、作りすぎると長期間が超長期間になり3食全部おかずがおでんということにもなってしまうので、量には気をつけています。

 おでんの具ですが、野菜は家庭菜園の大根とジャガイモ、これにニンジン1本。さつま揚げや揚げボール、ツミレ、がんもどきは使わず厚揚げ、ごぼう巻き、ゆで卵さらにソーセージなんぞを入れています。
  
 かつてはコンニャク等も入れていたのですが、私がアトピー体質のためか、何となく体がかゆくなることが判明。コンニャクそのものの成分なのか、加工時に加えられる成分の影響なのかは不明です。

 これらの材料費が合計1000円ぐらい?市販のおでん用パックは使っていません。大鍋に3分の1ほど水をいれ、味噌汁用の粉末だしを入れ、あとはどんどん材料を投入。

 味は醤油、みりん、砂糖を主体にして、これにめんつゆを少々。酒を加えて、時々味見をして適当に継ぎ足して煮込めば完成。まあ料理というより、ともかく煮て作ったというような代物ですが、味はパック入りのおでんの味と遜色ないと思っています。

 これを1回作ると、親子二人で必死になって食べても夕食3食分の量になります。ということは一食あたり330円。経済的なおかずだなと思っています。

 というわけでおでんを食べ、これまた昨晩作った1パック150円の蜆の味噌汁なんぞを食べながら新聞を開くと、土曜日は広告 がたくさん入っています。

 一頃デフレ不況だと言われた頃は、広告の数も少なかったと思います。広告の枚数で経済の状況が分かるななんて考察していたこともありますが、その意味では企業側も必死になって売ろうとしているのだなということがよく分かります。

 しかし現実は、今日もすでに為替が121円を突破。新聞紙上でも円安倒産が増えるという報道が増えてきましたが、年を越せるか?と真剣に悩んでいる事業者の方も増えているのだと思われます。

 新聞では、この先為替は年内に125円もありえると書かれていましたが、他のブログにも書きましたが120円という価格は心理的な効果が大きいように思います。

 つまり、こりゃもうダメだ、行きつくところまで行くしかない、という心理的抵抗線を越えたという感触です。もちろん行き過ぎた円安をなんとか止めようという努力も今後出てくるのだと思いますが、もしかしたら「もう止まらない」領域に入ってしまったのではという不安も感じます。

 今日の新聞には、三井住友銀行が関東地区で定期預金の特別金利キャンペーンというチラシが入っていました。年0.9%と書かれていたので、「おっこれなら預金するか」と思ったのですが、その横に2ヶ月もの、という語句がありがっかり。(実質0.15%なので通常の預金よりは良いと思いますが)

 要するに新規預け入れ客を開拓するというキャンペーンだと思うのですが、もしかしたら銀行から円預金が流出し、外貨にシフトしているのではないかという危惧を覚えました。

  

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