ちょっとした掃除で回復

ファンヒーターがエラーメッセージでダウン(2014.12.14)

 冷えこんだ朝でした。起きたのは7時。ちょっと寝坊です。しかしカーテンの隙間から青空が見えたので、「寒い」と思いながら起床。

 すぐに1階のリビングに下りてファンヒーター点火。実はこのファンヒーター。昨日使っていたら突然エラー表示が出てストップ。慌ててしまいこんであったマニュアルを見て点検。

 エラー表示の内容は、灯油に結露等の水が混ざり不完全燃焼を起したもので、いったん内部の灯油を抜き取る必要があると書かれています。

 「そうかあ、これだけ寒いとそういうことも起こりえるだろうな」と思い、エアコンで暖を取りながら、先ずは灯油タンクの下に入っているフィルターを掃除。

 よく見ると本来真っ白だったフィルターが薄黒く汚れています。これを洗うにはきれいな灯油の中で洗う必要がある、とマニュアルに書かれていましたが、灯油がもったいない。

 しょうがないので、汚れている部分を麺棒で擦ってみると、黒いホコリのような塊が次々ととれます。これじゃあ確かに不完全燃焼だなと思いつつ、とりあえずきれいにして、今度は残っている灯油を抜き取ろうと思ったら、本体についているはずのスポイトが紛失。

 しょうがないので、いつもポリタンクから移している灯油ポンプを使って、台所の片隅に転がっているペットボトルへ、ファンヒーターから逆に排出。結局100mLぐらいが無駄になりました。

 というわけでとりあえずきれいになったので、再度新しい灯油を入れて点火。最初に「ジ〜」という点火音が聞こえて、その後着火するはずですが、やはりエラーメッセージが出てダウン。

 「こりゃいよいよ寿命かな」と思い、本体横の製造年月日を見たら、なんと2000年製で14年も使っていました。しかしつい先ほどまで元気に点いていたわけで、急に壊れるはずはないと思い、裏のファン部分を見ると、かなりホコリで汚れています。(ファン外側の網目の部分は掃除しています)

 そこで一大決心。ドライバーを持ち出して、ファン部分のねじを外し、ファンそのものを外に引き出すと、これがものすごいホコリ。「なんだ、灯油の劣化ではなくホコリだったのでは」と思い、掃除機を引っ張り出して目に見える部分のホコリを吸い取ります。

 再びファンを付け直し再度点火。というわけで、今度は無事燃焼成功。まだもう少し使えそうだということが分かりました。ということはこの冬を無事越せば15年使用ということになり、ファンヒーターとしてはかなり長寿ではないかと思えます。

 ちなみにメーカーは「DAINICHI]。ついでながら、今私がいるこのパソコン部屋でもファンヒーターを使っていますが、こちらは「TOYOTOMI」製。製造年月日を見たら、なんと1996年製。18年使っていました。

 さらに言うと、DAINICHIのファンヒーターの前は「HITACHI]でした。なぜ覚えているかと言うと、5〜6年で壊れてしまったからです。「一流メーカーなのにダメじゃないか。だったらもっと真剣かつ専門的にもの作りをしていると思える中小のメーカーの方がいいのでは」と考えて「DAINICHI」に買い換えた記憶が今も残っています。

 なお持ちこたえている理由のひとつだと思っていることが、春先にタンク内の灯油をすべて燃焼させていることだと思っています。それ以外の手入れはほとんどしていません。

  
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