介護保険料の徴収

2018.7.19
 
 今年から息子が家計への支援金?を入れてくれるようになり、「ようやく安心できるな」と思っていたのですが、旅行中に届いた郵便物を昨日整理していて、予想外の支出を発見してびっくり。

 それは別に私が何らかの無駄遣いをして請求があったとか、家電製品を買い替えたというわけでもありません。通知があったのは市役所から、と書けば現在65歳以上の方は気が付くと思います。

 それは介護保険費用。これまで我が家は国民健康保険税というのを、私と息子の分、毎年支払ってきました。年間の支出の中では、私の海外旅行費用の次に大きな支出となっています。

 しかし今年から息子が就職したので、息子の分の支出は息子の給料から支払われるため、私の負担はかなり減るだろうなと予想していました。

 というわけで、新たに市役所から来ていた2通の通知を開封すると、1通は確かに国民健康保険のもので、ここから息子の分の支出がなくなっていました。

 ところがもう1通の通知を開封してびっくり。介護保険の通知でした。さらにその金額を見るとかなり高額。算出基準もきちんと書かれているので文句のつけようがありません。

 しかし予想外の高額の出費は結構ショックです。というわけで、今年は国民健康保険の息子分の支払いが必要なくなったものの、代わって介護保険の費用を負担することになり、結局こういった保険に関する費用は、それほど減らないということになりそうです。

 保険料についてネットで調べてみると、免除や減額といった内容についてまとめられているページも数多くありましたが、ごく普通に年金がもらえている場合は、減額といったこともあり得ないようです。

 またもらっている年金額が18万円以上の場合は年金から、それ未満の場合は自分で口座振替等の手続きをして振り込む必要があるみたいです。

 しかしだとすると、18万未満の場合「振り込まない」という選択肢もありそう。当然ながらその後自分に介護が必要になった場合は何ら保険金が出ないということになるのだと思いますが、「それでもいい。今は金がない」という人もいるかも。

 ただしネットの情報では滞納した場合督促が行われ、それでも支払いがない場合は財産差し押さえ等の処置もあるみたいです。また納入が遅れただけでも延滞金が発生するそうですから、かなり厳しい制度だなと感じます。

 というわけで、国はこの介護保険の制度を維持するためにがんじがらめの徴収制度を作ったんだなんという印象を持ちました。少子高齢化という社会ではやむをえないのかもしれませんが、予告通知なしにいきなり新しい負担が生じるのも厳しいなと感じました。

 ただしこれは私が介護保険制度について熟知していなかったことが原因のような気もします。



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