61歳を過ぎると医療保険料がアップ

団体生命共済、医療共済の掛け金が大幅アップ(2013.5.24)
 

 先日恐れていた?団体生命共済・医療共済の継続案内書が届きました。私はすでに61歳になっていますので、今年から掛け金がアップすることは分かっていましたが、その増額分は予想を超えていました。

 昨年まで加入していた団体生命共済は共済金額400万円で掛け金が年間12000円。以前はもっと高い1000万程度の共済金額を指定していましたが、加齢と共に少しずつ減らし、さらに早期退職を契機に500万以下とし、一昨年から400万に減らしたと記憶しています。

 要するに、私に何らかの事故があったとき、残された息子の生活費が確保できるかどうかと言うことが判断基準になっているわけですが、すでに退職金を受け取り、年金生活に入り、将来の展望も見えてきましたので、少しずつ共済金を減らし、掛け金の負担も下げるべきだと判断してきました。

 次に医療共済ですが、高額療養費制度のことがだいたい理解できたので、万が一の長期入院ということがあっても、月々の療養費は、上限が5〜10万であると判断しています。

 ということは入院費の補償は1日3000円程度あればよいということになります。そこでこれも以前より補償金額を減らし、1日4000円というプランを選択。これに長期入院特約や手術特約と言うものがついて、掛け金が年額18000円程度。

 さらに高齢になるにつれガンのリスクが増えることを考慮して、ガン診断特約と言うものを追加。初めてガンと診断されたとき共済金が80万円程度もらえるというものですが、この掛け金が9400円ぐらい。

 合計、12000+18000+9400=39400円となっていました。つまり一ヶ月なら3300円程度の負担です。ちなみに掛け捨てですので通常の保険料よりかなり安いと思います。その分、浮いたお金は貯蓄に回し、住宅ローンの繰上げ返済を行っていました。

 話を戻して、年齢が61歳になった瞬間、この掛け金がどう変わるかというのが今日のテーマですが、先ず団体生命共済をこれまで同様400万にすると掛け金は58000円近くになり、一気に5倍近くに増額。

 なんだかそれだけ死亡リスクが増えたといわれているようで、複雑な思いです。さらに同程度の医療共済の掛け金は約50000円となり約3倍に増額。さらにガン診断特約も約3倍の28000円ぐらい。

 合計すると58000+50000+28000=136000となり、要するに61歳を越えると統計学的に病気や死亡のリスクが3倍になると保険やさんは考えていると言うことになります。

 というわけで、今後の方針ですが、口数を半分に減らすとか、団体生命共済を思い切ってやめるとか、ガン診断特約をやめるとかすれば金額は減りますので、それが第一の検討課題。もう一つが、まったく他の会社の保険医入りなおすという方法で、実は埼玉県が行っている「県民共済」について比較検討しています。 
  

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