高齢者の医療保険

2022.3.21

 
三連休の最終日になって、埼玉は少し北風も収まり気温も上昇。朝食後、ちょっとメールをチェックし、旅行関連ブログの更新作業を行い、市民農園へ。農園の自分の畑では、今日は特に作業もなかったので、周辺を1時間ほど散歩。

 帰りがけにスーパーに寄って食材の購入。帰宅して適当に昼食を食べて、午後はニトリへ。ニトリの人気は日に日に高くなっているようで、駐車場は8割がた埋まっていました。

 店内も結構混雑。寝具や日用品のコーナーを見て歩きましたが、本来この手の商品は一度買えば数年は持ちこたえるはずのものが多いので、「なんでこんなに需要があってお客さんが多いんだろう?」と不思議。

 ちなみに私の目的は「すり鉢」。この冬はあちこちで水産物が不漁というニュースが飛び交っていますが、その中で何故かマイワシだけは豊漁みたい。

 というわけでその安くなっているイワシをすりつぶしてツミレを作ろうかなと考えました。その昔母親が料理するのを手伝って、一生懸命すり鉢でイワシをすり身にした記憶があります。

 母親手作りのツミレは、すりつぶし方が十分でなく、小骨も多かったように記憶していますが、ツミレ汁は独特の味だったなあという記憶もあります。

 母親は一か月ちょっと前に他界していますから、母親手作りのツミレ汁は味わえないものの、なんか急に懐かしく感じられるようになりました。

 てなわけですり鉢を探したのですが、ニトリには小さなものしかなく、やはりカインズあたりで探さないとダメみたいです。帰宅してちょっと休憩後4時ぐらいからはフルートの練習。
 5時ぐらいから夕食準備。合間にちょっと郵便受けを覗いてみましたが、「送付しました」と連絡があった戸籍謄本がまだ到着していませんでした。

 これがないと名義変更の手続きが出来ないので、困っています。

 話変わって、高齢者の医療保険について。最近は「持病があっても入れる医療保険」というのが増えているみたいですが、果たして高齢者に医療保険は必要なのかということが気になっています。
 
 とはいえ、必要だと思っても、私は昨年6月に頸動脈狭窄の手術を受けているので、告知事項に該当し保険には入れないみたいです。

 早い話、保険会社も営利企業ですから、保険に入ってすぐ病気になって保険金の支払いが生じたのでは都合が悪いはず。つまり医療保険は普段健康な人が、万が一のことを考えてはいる保険ということになりそうです。
 
 ちなみに私の妻は2年間の闘病生活があり、最後は抗がん剤の悪影響でなくなりました。その2年間の医療費の合計は、高額療養費の制度を利用してたぶん100万をちょっと超えたぐらい。

 私の場合はクモ膜下出血をで手術、鼠径部ヘルニアで手術、そして上に書いたように頸動脈狭窄の手術で、その総費用はやはり高額療養費制度を利用して、たぶん50万円ぐらい。
 
 先ごろ亡くなった私の母親は庭先で転倒して手首足首を骨折して手術。その結果運動不足になったのかCOPDを発症。さらに最後は鼠径部ヘルニアで大腿部の血管が損傷し、手術をしてそれは良くなったものの、その手術の影響で呼吸機能が悪化。

 この間の手術入院費用の合計が50万ぐらい。特に75歳を越える高齢者の場合は医療費の負担も1割になるので、医療費負担も少ないように感じます。
 
 てなことを経験して分かったことは、ごく普通の病気による手術入院費用は高額療養費制度を利用すれば、かなりの部分賄えるということ。
 
 妻の場合はたまたま最低限の医療保険に入っていたので、2年間の100万ちょっとという費用も大半は保険で賄えましたが、私の場合は退職後医療保険は加入していなかったので、すべて持ち出し。

 母親も医療保険には入っていなかったので、すべて自己負担。医療保険に入っていれば、これらの負担はほとんどなかったとも考えられますが、医療保険の掛け金は高齢になればなるほど高くなる傾向があります。
 
 仮に月々1万と考えると1年間で12万。10年たてば120万となり、これまで手術や入院で支払った額に匹敵するようになります。てなことを考えると、高齢者に医療保険は必要ないのではという気がするのですがいかがでしょうか?


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