必要経費と医療費の領収証が必要

確定申告の時期になりました(2013.1.29)
 
 年金の申請が一段落したので、次は確定申告だなと思い、あちこちから送られてきた確定申告関係の書類をそろそろ整理しなければいけないなと思っています。

 昨年、一昨年と経験したことによれば、ネットを使って申請書類を記入し、その書類を印刷、送付という方法が便利だと感じています。

 何回か書いていますが、最初の年はわざわざ税務署まで行き、必要な書類をもらい、さらに書いたものを確定申告相談コーナーまで持参してチェックを受けましたので、二度手間、三度手間でした。この間一ヶ月ぐらいかかったと思います。

 ところがネットで税務署の確定申告のページに行き、申請書類に用意した書類の数値をそのまま入力していけば、税金や還付金等は自動的に計算され、自分で計算する必要はほとんどない、ということがその一ヶ月ぐらいの経験で分かったので、昨年は一週間ぐらいで作成を終了できました。

 この一週間の中に、送られてきた書類の整理も含んでいますので、実際の入力作業は数日。出来上がった書類を印刷してまとめるのに1日。後はそれを封筒に入れて送付、という段取りです。

 で、これらの作業を効率よくやるために一番大事なことは、確定申告に必要だと思われる書類を、1月1日になってからは、何か特別な箱に入れて保管しておくことです。

 特に源泉徴収票や保険料の控除書類、年金関係の書類、証券会社からの売買報告書、寄付金等の控除証明等は年度末の12月から1月初旬にかけて、関係諸機関から次々と送られてきますが、医療費等はその場その場で領収証を保管しておかないといけません。

 また必要経費というのもあって、私の場合はパソコンによる副収入がありますので、経費として認められるかどうか分かりませんが、プロバイダからのネット接続料金の証明書も昨年は添付しました。

 さらに昨年の申告では、こういった副収入のためにパソコン用の液晶ディスプレイも少し大型のものに買い換えていましたので、これの領収証も必要経費として申請しました。

 ただこういったものは、購入直後にきちんと領収証を、確定申告用として保管しておかないと、1年近くを経過すると、どこに行ったか分からないということが往々にしてあります。

 今年の3月に退職する方もいると思いますが、そういった方達は、すでに1月になっていますので、この間に自分や家族が医療機関にかかっていたら、その領収証からきちんと保管することをお勧めします。

 なお必要経費については、退職後のそれぞれの収入に何が必要だったかによって変わると思います。ネットで調べるといろいろな実例が出ていますので、それらの領収証をこまめに保管することが節税対策になります。

 我が家の場合、これで還付金は5万ぐらい戻ってきましたの、大きな金額だと思っています。
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