確定申告作成コーナーが便利です

4回目の確定申告書類の作成が終了(2014.3.2)
 
 今年は2月の上旬から中旬にかけてケアンズに行っていましたので、確定申告の書類作成を行っていませんでした。帰国後ブログ書きの合間を縫って、チョコチョコと作り始め、昨日ようやく完成。

 作成は国税庁の「確定申告書作成コーナー」というのを、早期退職後からず〜っと利用しています。早期退職直後は、確定申告をすると言っても何から始めたらよいのかさっぱり分からず困りました。

 最初は自分に確定申告が必要かどうかということを調べましたが、非常勤講師の所得やネットの収入があり、一方で扶養家族がいて父子家庭であるための控除額等もあるため、確定申告をした方がよいだろうという結論になりました。

 そこで先ずは図書館で確定申告に関する書籍を借りてきました。本屋さんで買っても良いのですが、価格は高い割に、1冊の書籍の中で自分にとって本当に必要なページは10ページ前後ではないかと思えたからです。

 これはまあ当然で、すべての人に分かりやすく解説するというのが書籍の宿命ですから、個々の人にとって必要なページは全体の中の一部に過ぎないということです。

 しかし実際に本を借りてきたり、ネットで書き方を見ても、ちっとも実感が湧かず、結局生まれて初めて税務署に行き、いくつかの書類をもらい、その際簡単なレクチャーも受けてきました。

 早速持ち帰った資料を取りだし、貯め込んだ確定申告関係の書類を机上に拡げ、一つずつ数字を書き込んでいったのですが、これがなかなかやっかいです。

 どの項目にどの数字が該当するのか、いちいちすべての書類を引っかき回して探し、それらの数字を指示に従って足したり引いたりしなくてはなりません。

 確か5日間ぐらい頑張ったと思いますが、途中でギブアップ。そんな中、改めてネットの情報を見ていたら、上記の「確定申告書作成コーナー」を発見。

 ためしにネット上で指示されるままに、一つ一つ項目を埋めていくと、なんと還付金を自動で計算してくれます。しかも作業の途中でファイルに途中のデータを保管することも出来、結局数日で書類が完成。

 「なんだ、こんな簡単なことだったんだ」と思いつつ、内容に若干不安を感じたので、今度は確定申告提出に関する説明会というのに出かけて、担当の人に書類を見せると、一瞥して「書類が出来ているんなら、提出して問題ないと思います」とあっさり告げられました。

 最後は郵便で送りましたが、書類上で算出した還付金がきちんと戻ってきて、第1回目の申告が終了。いろいろ苦労したので、今でも記憶に残っています。

 今回も都合3日ほどで完成しました。結局1年間にわたってあちこちから送られてくる確定申告に関係しそうな書類や領収証を一カ所にきちんと集めておけるかどうかが、作業の早さの分かれ目になっているような気がします。
  
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