年金振込先の選定は慎重に

年金振り込み優遇金利について(2016.4.11)

  先日市役所に行き住民票をもらってきました。発行手数料が300円。「高いな」と感じましたが、まあそれが市の収入となり、市の財政に貢献するわけですからしょうがないです。

 今日は午後年金事務所まで行って繰り上げ受給の申請を行う予定です。必要な書類は「年金手帳」。年金番号が必要みたいです。見つからない場合は、運転免許証等を持参すれば、その場で調べてくれます。

 世帯全員の住民票。印鑑。請求者名義の預金通帳。以上の4種類です。これらを持って、あとは所定の申請用紙に記入し提出すると、受領日の翌月から支給されるという事で、私の場合は5月からの支給となります。

 で、この週末に考えていたのは、振込先の銀行をどこにするかということです。この春退職した人は、退職者優遇金利というのがあって、銀行によっては信じられないほどの高金利を設定した退職者専用の定期預金を設定してます。

 これは退職した年度しか適用できません。私も利用しましたが、退職金の運用ですから現金も大きくなり1年間で数万円の利息を受け取ることができました。

 それと同様に、実は金融機関によっては、年金を受け取るという指定をしたことにより、福祉定期預金等で通常より利率が優遇される場合があります。

 今のようなマイナス金利の時代に、シニアの一人としては少しでも有利なお金の運用をしたいですから、そういった優遇に関心を持つ必要があると思っています。

 というわけで、週末はそれについて調べていました。たまたま利用しやすい金融機関が近くにあればいいのですが、利便性が悪いと折角振り込んでもらっても使いにくいという事態が生じますので、調査が必要です。

 その意味では「ゆうちょ銀行」が便利だなと思っているのですが、どうやら金利等の優遇はなさそう。「ゆうちょときめき倶楽部」という倶楽部に入会できるみたいですが、その特典にあまり魅力を感じません。

 一方メインで使っている銀行にはすでに共済年金を振り込んでもらっているので、ここを指定してもあまり特典はなさそう。しかしそれ以外でサブに使っている大手都市銀行には特に特典はなさそう。

 唯一近所にある信用金庫で優遇金利が適用されそうですが、私は口座を持っていないので、わざわざ作るのがちょっと面倒。面倒さと特典を天秤にかけて考えています。

 ただこれは私の例であって、年金受け取りの金融機関については、よく調べてから指定したほうが良さそうです。今の時代に0.1%というような優遇金利は貴重です。


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