時流に流されない節約生活

ナマズのかば焼き食べますか?それとも安いウナギ?(2016.7.25)

 例年今頃になると、南から台風が来て、それが九州に大雨を降らし、その後関東地方近辺を通過。それとともに一気に垂れこめていた梅雨の雲の合間から、強い日差しの太陽が顔を出し梅雨明けというパターンが多いです。

 ところが今年は、九州や関西地方で局地的な大雨が降ったりしていますが、なぜか台風がほとんど発生しません。去年はやけに台風が多く、改めて調べたら6月までに9個の台風が発生しています。

 その影響もあるのか、関東地方ではダムの貯水率が下がり、取水制限が行われています。ただここのところ平野部は曇り空ですが、山沿いは少し降っているようで、ウォーキングコースからよく見える高麗川は水も増えているように感じます。

 ちなみに台風1号は7月3日に発生し、その後は急激に発達し台湾に上陸しました。日本への直接の被害はなかったと記憶しています。その後音沙汰はなかったのですが、昨日24日に台風2号が発生。

 ところが、どういうわけか太平洋をそのまま北上し、26日に北海道の東沖に到達するようです。しかも北上するのが早かったのか、あっという間に温帯低気圧にかわってしまうようです。

 というわけで、台風一過の梅雨明けということにはなりそうもなく、なんとなくぐずぐずした天気が続き(気温が低いのはありがたいのですが)、そのうちなんとなく梅雨明けというのが今年の特徴のようです。

 なんだかスカッとしない煮え切らない天気だなと感じますが、そんな中、私は土曜日の30日からバンコクに出発します。例年この時期はハワイに行くのですが、ハワイは航空運賃も宿泊費もこの時期は高いので、方針変更です。

 それはそれとして、出発日の30日は土曜日ですが、同時に「土用の丑の日」にもなっています。ちなみにこの語句の語源を調べてみると結構面倒。

 私は単純に土用波が発生する頃なのかなと考えたりしていましたが、全くの勘違いのようです。ではなぜこの日に「ウナギ」がもてはやされるのか。

 これまた実に不思議な話で、一般的には夏負けしないようにという願いを込めたものだという気がします。しかし今年は涼しいので、今のところ、私はちょっと前に熱中症もどきになりましたが、基本的にはこの時期に夏負けしている人は少ないのではという気もします。

 さらにしつこく、今度はウナギの栄養についても調べてみました。するとまあ当たり前ですが、様々なビタミンや、なんとなく聞き覚えのあるEPAやDHAを多く含んでいるそうです。

 ただしこれらの栄養は「ウナギ」だけにしかないというわけではないので、やはりある意味、マスコミが何とか売ろうとして雰囲気を盛り上げているだけのような気もします。

 しかし高い!ウナギの稚魚が獲れなくなっているのでしょうがないとは思いますが、変わって登場したのがナマズだそうです。ではこのナマズ君の栄養価はウナギ並みに高いのかと調べてみると、残念ながらかなり淡白。やはりウナギはすごいという事になりそうです。

 というわけで、気分的にはやはりウナギが一番ですが、正直なところ我が家の経済力ではほぼ購入は不可能。それだったら黒毛和牛の方がいいぞ、と思ってしまいます。

 またアトピー持ちの私は、ウナギの濃厚なタレで痒くなることがあり、これもちょっと気になります。さらに高いウナギの中で、少しだけ安いのが中国産のもの。

 当然衛生基準は満たしているものと思われますが、以前何かと問題になった時期があり、これも気になります。というわけで、スーパーに行くとすでに特設のウナギ売り場が出きていますが、それを横目で見て、今日はミナミマグロの安い柵を買ってきました。


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