若いときの趣味を思い出す

第二の人生の生きがいとは?(2012.9.15)

 予想通り今日の新聞には、新しいアイフォンの予約をするために朝早くから並んでいる方達の写真が出ていました。写真を見る限り若い人が多いように思えましたが、仕事はどうしてるんだろう?と毎度の事ながら心配になります。

 それでも若い人がいろいろな新製品を購入してくれるから経済が動くのであって、こういった方達が購入を諦め始めたら、それこそ日本の経済は壊滅するだろうなとも思えます。

 私は新し物好きではありませんでしたが、やはり自分の趣味にはそれなりにお金をかけた記憶があります。今はそういった趣味で集めたものも残骸と化していますが、早期退職後、時間がとれるに従って、最近またやってみようかなと思うようになってきました。

 もともと多趣味な人間なので、やりたいことはいっぱいあります。フルタイム時はストレス解消を兼ねて、国内のあちこちにドライブを兼ねた旅行に出かけていました。今後もお金の都合がつく限り、あちこち行くことになると思います。

 またここ何ヶ月かで、昔取得したアマチュア無線の免許(2級です)を見なおしています。一度取得した免許証は生涯使えますが、すでに紛失していましたので再交付してもらいました。

 次は実際の無線局の開局手続ですが、昔使っていたコールサインは、今も残っているみたいなので、これをなんとか復活できないかと、これからアマチュア無線連盟に申し込むつもりです。

 先日は昔使っていた機器に久しぶりに手製のアンテナを繋いで電源を入れてみましたが、残念ながら機械はダウン。買い換えないと駄目なことが分かりましたので、どうしようか悩んでいます。 (アイフォーン以上の高価な買い物です)

 久しぶりにアマチュア無線のお店にも行ってみましたが、機械の進歩にびっくり。お店の人も、定年でカムバックする人が増えていると言っていましたので、今後高齢社会の社交場の一つになるかもしれません。

 また学生時代好きだったギター演奏も、またやってみようかなと思っています。ギターと言ってもクラシックギターで、これはもう指があまり動かなくなっていますが、これから秋を迎えるこの時期にギターの音色はしみじみとして心にしみ込むことが分かっています。

 家庭菜園はすでに15年ぐらいの経験になりますが、これまでは忙しくて草の合間に生えている野菜を収穫することが多かったのですが、徐々に時間がとれるようになってきましたので、これも新たな段階に入りそうです。

 あれやこれややりたいことが多く、毎日が飛ぶように過ぎていきますが、体が動いてやりたいことが出来る内にやらないと損だ、みたいな気持ちを持っています。

 老後の第二の人生を生きがいを持って生活する、ということが少しずつ実感として分かってきたような気もします。


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