物理的かつ精神的な健康を維持する

75歳以上の高齢者の将来への考え方の特徴(2015.1.3)

 年頭に当たって、といった格好良い文章を書く気は毛頭ありませんが、今後の生活を考えるうえで、今の生活で見直せる部分がああれば見直したいと思っています。 

 というわけで、ちょっと大上段に振りかぶって、「高齢者が考える豊かな生活とは」という語句でネットを検索し、先人の知恵を借りてみようと思いました。

 すると検索順位の上位に「日本生命保険」のサイトが出てきたのでそれをクリック。

 最初に出てきたのが「Gerontology](ジェロントロジー)という、怪しげかつ難解そうな語句。意味は該当サイトからの抜粋ですが以下の様なものです。

 「将来の不安をできるだけ取り除き、安心して暮らしやすい社会をつくろう」。そんな理想を目指して、大学の研究機関や行政、そして企業が取り組んでいる新しい学問(引用終わり)

 手元の英和辞典を調べてみたらちゃんと出ていましたが、書かれていた訳は「老人学(老化・老人問題の研究)となっていて、老人という言葉が強調されているようで、ちょっとがっくり。

 それはともかく、このサイトの連載コラム、第3回に目的の内容を発見。現在75歳以上の自立している高齢者にアンケート調査をして、その特徴をまとめた結果が掲載されています。

 
 というわけで、この先の記述も基本的にこのページの内容と同じですが、特徴として全部で10項目出ています。さ〜っと読んでいくと感じることですが、先ずは「自分の現状の生活を維持する」ことが第一目標。

 そのためには「健康維持が必要」。楽しみは友人との交流、孫の成長、趣味。一方子どもに迷惑をかけたくない、という気持ちも。

 その意味では一人暮らしは気楽だが、いざというとき不安という、私が予想している事もかかれています。さらにプライドが高いと地域との交流が疎遠になる可能性があり、これはちょっと私も気にしています。

 それでいて、実は社会の中での存在感は維持したいという矛盾した気持ちもあるようで、これも私の気持ちを一致します。こういったブログを書いているのも、その気持ちの一つの現れかなと自分自身で分析しています。

 
 そして最後を迎えるに当たっての体制が出来ているかが不安というのが特徴のようで、これは家の問題が大きいと思います。

 当然ながら最後の迎え方は、認知症にならずに、苦しまずに、長い闘病生活は送らずにといった希望があるようで、これも私の気持ちに一致します。

 ということは、今私が持っている老後への感覚は、今後ず〜っと同じ感覚が続くということを示しているように思います。であるならば、やはり物理的かつ精神的な健康を維持するというのが、今出来る最大の目標なのかもしれません。


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