お金を貯める理由

投資によって資産を減らさず、自分のために消費(2015.3.2)

 根拠のない株高警告が社説に出たということを昨日書きましたが、今日の朝刊の下段に出ている、各種の週刊誌の論調にもそういった傾向が現れてきました。

 要するに「そろそろ危ない」ということで、国会では政治献金問題がクローズアップされ始めていますから、ますます「こりゃ何か起きるかも」と不安になります。

 しかし誰もが不安に思い出すと、誰もが売買に慎重になりますから、よほどのきっかけがない限り、そう簡単に下がることはないはずです。ということは逆にそうそう上がることもないという結論になり、今日の朝の株価の動きが気になっていました。

 というわけで、今現在9時50分の状況ですが日経平均は94円高で、TOPIXも3.5円ほど上昇。ドルの為替レートが119.9円と円安傾向になっている影響かなと思っていますが、とりあえず底堅い動きです。

 今後ですが、誰もが不安に思う時は上記のような理由で、極端な下落はないと思っています。だとすれば、いつがキーポイントになるのか?

 そもそも株価を予測すること自体不可能に近いと思っているのですが、例えば20000円を越して、これなら株を買えば誰もが儲かる、と思った頃下落が始まると言えそうです。

 従って3月の決算が出揃う5月ぐらいまでは、今の雰囲気を引きずりそう?しかしその先は不透明というのが私の立場です。

 話し変わって、今日の朝刊に現役時代から老後にかけて、一生懸命を貯金をしたのは良いけれど、結局その資産を消費することなく認知症になったり命を失ったりする人がいて、もったいないという記事が出ていました。

 私もまったく同感で、このところ遊べるときに遊ぶぞ、消費できるときに自分のために消費するぞという気持ちが強くなっています。

 上記の株式投資もそうですが、少しでも資産を増やしたいという気持ちの背景にあるのは、それを使って自分のために消費したいという気持ちがあるからで、息子への相続はあまり考慮していません。(今住んでいる家が相続資産だと思っています)

 まあ確かに70歳を越えると病気がちになり、療養費が増えることは予想できますが、その分遊びに行けなくなるわけですから、遊び代が療養費になったと考えれば、年金+ネットの収入+余った貯蓄でなんとか生活できるのではと予想しています。

 幸いなことに?、一時期話題になっていた年金減額も、当初厚労省がもくろんでいた水準までの減額はされないみたいなので、これもまた現在の高齢者にとっては少し明るい話題の一つです。

 ただその分のツケは私の息子の世代に影響しますので、出来れば我が家の場合、現在の家屋と若干の金融資産は残したいなという気もあります。兼ね合いが難しいなと感じていますが。


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