年金以外の収入源を探さないと

適度に仕事をして適度に遊べる条件(2015.3.26)

 前ページからの続きですが、そういうわけで現在の私の心境は「適度に仕事をして適度に遊ぶ」という言葉に尽きるのですが、それを実行するためには、予定以上に資産を減らさないという制約が加わります。

 すでに何回も書いていますが、息子は現在大学2年で、どうやら4月からは無事3年に進級できそうです。この春休みは、私がハワイで遊びほうけているとき、息子は自動車教習所通いでした。

 つまり単純な出費を考えると、自動車教習所費用30万と私のハワイ費用33万がこの春に消費されたということです。さらに今後大学から半期分の学費70万ぐらいの請求が来るはずですから、ここ半年で資産が130万ぐらい減少することになります。

 もちろんそれらの減少は、すでに早期退職時から予想していたことで、そういったことが起きても家計はぎりぎり持ちこたえるというシミュレーション結果によって早期退職を実行しました。

 ただこの時期になってみると、やはり特定の期間に大きな金額がす〜っと消えていくことに不安を感じることは間違いないです。

 特に、もし私が現在年金収入だけだったらと考えると、この不安はさらに大きなものになりそうです。幸いにして、体力的には辛いなと感じますが、来年度も非常勤講師を行うことが出来、さらにネットからの収入も早期退職時に目標にしていた金額程度は確保できていますので、大きな不安とはなっていません。

 ただ「適度に働き適度に遊ぶ」ということを今後も実行するためには、今後年齢を重ねても年金以外の何らかの収入の手段を確保しておいたほうが、精神衛生上良いだろうなとは感じます。

 ただし年齢を重ねれば当然体力は落ちますから、できることは年々絞られていきます。その中で自分はどんな収入確保の道を選ぶのか。これは常に頭の片隅にあります。

 来年度は非常勤講師を行いますが、「さ来年度は撤退したほうがよいだろう」と個人的には考えています。やはり冬の寒い時期に、高血圧気味の私が教室で声を張り上げてがんばる、というのは厳しいのではないかという不安があります。

 というわけでどうしたら良いのかということになるわけですが、一番楽だけどリスクも大きいのが投資です。ハワイ旅行に行く前に所有していた5銘柄の内4銘柄を決済。全体としては利益が出た状態で出発。

 その後滞在中にさらに上昇した銘柄もありますが、下降に転じた銘柄もあり、売却タイミングとしては五分五分だったかなと思っています。

 帰国後さらに再投資をするかどうかということを現在検討中ですが、どうも雲行きがはっきりしない。今日は下げているようで、今後上がると思えば絶好の買いチャンスのようにも思えますが、新聞等の記事を見ていると、ちょっと不安。

 やはり収入は地道に少しずつ稼いでいくのが一番と思わせる現在の相場だと思いつつ、他にどんな収入確保の道があるかを考慮中です。


表紙に戻る 老後の人生観2 お金の価値