老後は先見の明が必要

ブログを始めた当初を振り返ってみて(2015.12.31)

 今日は2015年12月31日の木曜日、当たり前ですが大晦日です。テレビでは様々なバラエティ番組が放映されていますが、「見たい!」と思えるようなものは特になく、パソコン部屋にこもってこのブログを書いています。

 このブログも今日で1849回を迎えました。時折休みを含んでいますが、単純に365で割り算するとちょうど5年間分ぐらい書いている計算になります。

 ブログは日記代わりになると思って始めたわけですが、改めて過去の記事を調べてみたら第1回は2010年の6月4日でしたから、5年半続いていることになります。

 当然ながら昔書いた記事は全く覚えていません。そこで第1回の記事を改めて見てみたら、このブログを書く動機について書いていました。

 内容の一部を抜粋すると「父子家庭生活を初めて見て、いろいろと気がつくことがありましたので、そのあたりのことを折に触れて書いていこうと思っています。」と書かれていて、基本的にはその路線を今も踏襲していると思います。

 そしてこの年の大晦日には投資信託の購入について書いています。投資信託については、当時よりも今の方が当たり前ですが知識量も増えています。基本的にはいかに手数料を安くして、長期で臨むかということに尽きるような気がします。

 そして2011年の元旦の記述には「何に挑戦するかはまったくの白紙ですが、ただ単に生活するだけの人生にはまだしたくありません。その意味でも、あちこちに出かけて見聞を広めたいですね」と書いています。

 今その語句を改めて読んでみて、「お〜確かにその目的は実現しているじゃないか」とちょっとうれしくなりました。

 そして2011年の大晦日は増税について。「高額所得者は負担増、まあこれはしょうがないですね。そもそも1日8時間労働で、一方は時給800円で6400円。これでは食べていくのがやっとです。」と書いていますが、この時と今はどうなんでしょうか?

 相変わらず貧困の問題はほとんど解決されていないように思います。つまり税金を上げても格差が広がるだけだったというような結論になりそうです。

 2012年の元旦は地デジに伴ってテレビを買い替えなくてはならないということを書いています。一方で番組内容の貧困も意識していますが、これまた今日の番組を見てもあまり変わり映えしないなと感じます。

 まあ私が見たいと思えるような、ある程度まじめな番組は視聴率が取れないという製作者がの都合もあるのだと思います。

 そして2012年の大晦日。今から3年前です。この日のブログでは「早期退職直後は、開放感と共に、果たして年金をもらえるまでの3年間を予定通りの出費で乗り切れるかどうか、と言うのが心配の一つで、もう一つが3年間は長いなあ、という思いでした。

 しかし正規定年(60歳になった3月)まで後約3ヶ月と言うところまで来て、振り返ってみれば早かったなあという気がしますし、赤字続きの家計ですが、その赤字は当初想定したよりも少なかったように思います。」

 と書いていて、3年間がほぼ当初考えていたシミュレーション通りに進行したことが分かります。そして翌日の元旦には「現状の日本社会を見ていると、少しでも早く将来のリスクに気がついて、それに対して対処できる方策を早め早めに考えていくことが、老後生活を破綻させない秘訣のような気がしています。」と書いています。

 これは基本的に今の私もそのようにとらえています。そのために日々政治や社会の動きに関心を持つ必要があり、新聞やインターネットからの情報を注視するようになりました。

 先を見越して行動する、というのが今後のシニアに求められている資質だとつくづく感じています。 


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