人の周りはITだらけになる?

人口減の国で経済成長を遂げた例はない?(2016.7.29)

  昨日梅雨明け宣言がでましたが、今日の朝のウォーキング中はまだ雲も多く、本当に梅雨が明けたのかと思いつつ歩いていました。しかし帰宅して朝食を摂り、ブログ等の更新をしていたら気温がぐんぐん上昇してくるのが分かり、慌てて買い物へ。

 行った先の生協で冷やし中華300円とおにぎりを1個130円を買い、これが今日の昼食です。自宅でソバかソーメンでも茹でようかと思っていましたが、明日からバンコク旅行に出かけるので、洗い物は極力減らしています。というわけで、今後少し更新が滞ると思います。

 昼寝後は明日の旅行の準備。スーツケースへの詰め込みがほぼ完了。楽しみです。

 さて今日は日銀がETFの買い入れを増額するというニュースが流れ、株の方は上昇したようですが、為替は円高です。このあたりの動きは私はさっぱり分かりませんので傍観するだけです。

 持ち株はプラスになると売却するということを繰り返しているので、現状はすべてマイナス。今回の金融緩和で、少しは上昇してくれればいいなと願っています。

 一方今朝の毎日新聞朝刊の経済欄に「経済観測」というコラムがあって、インターネットイニシアティブ会長の鈴木幸一さんと言う方が、面白いことを書いていました。

 すなわち「過去の経済成長は、労働力の増加分にほぼ比例している」んだそうです。さらに「労働力も消費者の数も減少糧にある国が、成長を実現した例はない」ということで、歴史的に見ると、現状では今後の日本の更なる発展は不可能ということになります。

 確かに日本高度成長は団塊の世代と言われる人たちが活躍し始めたころから始まっていますし、今活況を呈していると思われるアジアの国も、日本の成長の後を追いかけるように人口が増えています。。

 で問題は、こういった現状をどうやったら打破して、人口減、労働力減でも経済的な成長を成し遂げられるかということですが、歴史が示すように、過去と同じようなことをやっていてはだめだというのが単純な結論です。

 その意味では何でもかんでも建物を作ったり工事をしたりしてもだめだということになるのですが、現状は相変わらずそういった色彩が強いように思います。

 ではどうするのか?記事にも書かれていますが、やはり大胆な発想の転換が必要だということですが、日本の技術力を生かして、なるべく人の手間がかからないような生産性の高い工場を作ることが必要だと書いています。

 つまり労働コストを下げるということで、すでに一部の民間企業はそういったことを念頭に置いた経営に乗り出しているのだと思いますが、政治の世界がそういった発想に付いていっていないような気もします。

 さてどうなるか?身近なところで、スーパーのレジでセルフのレジが少しずつ増えています。これが行きわたると、レジの店員さんは不要になります。(パートの仕事がなくなるという問題はありますが)

 いずれ消費者は誰もいないスーパーに行って、勝手にレジで精算して買い物を終えるとか、そもそも買い物はすべて通販で済まし、品物はドローンが運んでくるという時代が来るのかもしれません。


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