年間で支出する項目

 前ページからの続きです。普通に生活するだけなら一ヶ月10数万円というのが我が家の現状です。(年間なら150万円程度と考えるようにしています)

 しかし実際にはこれ以外に、以下のような項目の支出が毎年必ず必要になります。

 もちろん任意の医療保険には加入しないとか、車を持たない生活をすればこの金額は減少します。それにしても国民健康保険料が大きいですね。

 まあ私は医療機関にかかることが多いのでやむを得ないと思いますが、最近はこの保険料を払わない(払えない?)人も増えていると聞いています。しかし余計なことですが、いざ病気になったときどうするのか心配です。

項目 金額 備考
市県民税 56000 早期退職後3年目の数字。1年目は高額
固定資産税 60000 毎年少しずつ減少
自動車税 40000 車にかかる税金
国民年金保険 普通に払うと月15000円。年18万免除申請で0円
国民健康保険 180000 早期退職時は共済、1年後に国民健康保険へ
自動車任意保険 27000 1800ccの車で無事故歴25年限度一杯
任意の医療・障害保険 58000 息子との二人分で掛け捨て
車検費用 60000 2年に1回、1回12万として
小計 481000 国民健康保険料が大きいです。


 以上から、早期退職後の保険や税金等の費用の合計は約50万円と考えればよいことになります。従って、上記の生活費とあわせると、我が家の基本的な年間支出総額は200万程度になります。

 なお早期退職直後の1年目は、生活も落ち着かず、余計な出費が結構あったなと感じています。また保険は共済の保険を任意継続した関係で、この保険料が35万ぐらい必要でした。

 さらに市県民税が、前年の所得を基準に計算されていましたので45万ぐらいでした。

 退職1年目は、税金や保険料が前年度の収入を基準としますので、総額として100万ぐらいの負担を見込んでおいた方がよいように思います。

 なお以上の計算は、くどいようですが生活していくだけの支出であって、実際には私の場合旅行が好きなので、その分のレジャー費が加わります。

 また子供の教育費についても考えておかないといけません。いずれにせよ、以上のような考察を充分に行って、年度ごとの支出のシミュレーションをしないと、いけないように思います。 

 さらに言えば、自分自身の健康状態による将来の介護費用または自分の親の世代の介護費用。

 車の買い換え費用、家のリフォーム費用等、結構様々な出費を予想することが必要です。


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