収入と支出のバランスが大事です

年金暮らしが近づいてきました(2013.1.14)

 1月に入り、もう少しで誕生日です。この誕生日を過ぎたところで年金の書類を送付。4月から共済年金の支給が始まり、晴れて?年金暮らしとなります。

 とはいうものの、早期退職の関係で年金額は通常の退職者よりも少なく、それだけで大学生の子どもを抱えて暮らしていくことは、不可能に近いです。

 これまでの3年間は、赤字を出しつつ、年金暮らしの年齢になったら収支がせめてトントンになるような家計にならないかと私なりに節約と副収入の道を考えてきました。

 その結果は何回も書いていますが、息子の教育費等を除いて、ただ単に生活するだけなら生活費用は一ヶ月12万ぐらいであることが分かっています。

 ただし今後は息子の人間関係も拡がるでしょうから、アルバイトをしてもらうにせよ、多少の小遣い?は必要かなと思っていますので、月の出費は13万。年間約170万。

 これに年間の税金や保険料、車の維持費をプラスすると、年間の支出は210万ぐらい。しかしこれにはいわゆる遊興費がまったく含まれていません。私は釣りや旅行が好きで、今住んでいる埼玉から伊豆には良く行くのですが、日帰りで行ってもこの費用が1万ぐらい。

 ちょっと数日の国内旅行に出かければ3〜5万。さらに息子と一緒にハワイに行けば60万(2週間ぐらいの中期滞在が好みなので、この費用が一番大きいです)、ここのところはまっているバンコク旅行に行けば10〜15万という費用が必要になります。

 そういった遊びも含めると年間の支出は少なくとも300万。反面こういった遊びが出来ると言うことは、様々なガイドブックがうたっている、豊かな老後が出来ると言うことなのかなと思っていますが、そう考えると、豊かな老後には月25〜30万の費用が必要、という雑誌の考え方も頷ける部分があります。

 一方そういった遊興費は必要ない。自宅近くの散歩で充分。家庭菜園があればさらに経済的にも助かると考えれば、老後の費用は年間200万で済むことになります。息子が独り立ちすればその費用はさらに減り150万かからないかもしれません。

 もちろん医療費の増加は考慮しなくてはいけないのですが、余りに不確定要素が大きいので、そこはこのブログの表題の通り「お気楽に考える」ことにします。

 というわけで、私が元気であちこち旅行に行き、息子と一緒に生活している間の理想的な年間支出は約300万。黒字を維持するための最低線は210万ということになります。

 この数値を確保するために、この3年間で戦略的に考えてきたことは、公的年金+非常勤講師+自己年金+副収入です。公的年金の中に繰上受給をして老齢年金をもらうかどうかという部分でいまだに悩んでいますが、基本的な収入は上記の総額となります。

 ただし自己年金は、結果的に貯金を食いつぶしているわけですから、資産は減少します。資産を減少させないためには、それ以外の3項目で黒字を確保しなければなりません。

 現状ですが、自己年金を考えれば問題ありませんが、それをカバーしようとすると、総収入は足りません。ただし3年間努力してきた副収入の額は、月ベースで推移を見ていると少しずつアップしていますので、今後の収益改善の大きな柱になることは間違いないと思っています。


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