束縛を離れてやりたいことがあるか?

来年度の身の振り方(2013.1.22)

 来年度以降の身の振り方を決定しなければいけない時期がやってきて、一度は来年も非常勤講師でがんばるかと思っていたのですが、現在勤務している学校では、来年度は時数がちょうど足りてしまうようで、同じ学校には勤務できないと言うことが先日分かりました。

 管理職(校長さん)からは、希望が有れば他の高校で講師の時間があると思うので、各学校に連絡をしますので、希望を書いてください、と金曜日に書類を渡されました。

 ご存じのように、土日はセンター試験で、息子も来年度の身の振り方が決まる節目で、同時に私も来年度の動きが決まるという二日間でした。

 この間、すでに昨年12月ぐらいから4月以降の身の振り方を考えているのですが、一時は社会と隔絶するのはよくなかろうと思い、来年度も講師の職を得ようと思っていたのですが、また新たな学校で勤務するとなると、それなりの環境になじまなくてはならないということで、正直面倒だなと感じるようになってきました。

 私のような年寄りよりも、若い方が就職難で喘いでいるわけですから、私の分を誰かがやることによって、その人の生活が助かるのではとも思えます。

 また非常勤講師は1年1年の契約ですから、来年度1年がんばったとしても、我が家への経済的な貢献度は、年間で40〜せいぜい100万程度かなと思えます。もちろん収入は多いに越したことはないのですが、個人的には収入よりも、職場での先生方とのコミュニケーションが大事だろうなと考えていましたので、また新たな関係を築くのも大変だなと感じています。 

 問題は、では仕事がなくなって私の生活がどうなるかですね。今は非常勤の仕事が週3回ありますので、それ以外の4日は基本的に休みという感覚です。

 ただし休みと言っても、こういったブログやホームページをいろいろと作っている時間が、毎日5〜6時間ありますので、時間が余ってしょうがないということはまったくありません。その意味では充実した生活だなと感じています。

 健康面は一時期の自律神経失調症や更年期障害?と思われる数々の不調はまったくなくなり、血圧も安定していますので、講師をやっても大丈夫かなと言う気持ちはあります。

 となると結局問題は、いわゆる決められた仕事という束縛から離れて、これからやりたいことがあるか?と言う部分にかかっているのかなとも思えます。

 個人的には旅行に行きたいと言う気持ちが強く、また地域社会についてもっと知っておかないといけないなとも感じています。場合によってはシニアボランティアとかで地域の子ども達の勉強の手伝いができないかとか、採算を考えずにいろいろとやってみたいこともあります。

 というわけで、ここ一週間ぐらいは特に、毎日「どうしようか?」と気持ちが揺れ動いているのですが、基本的に放浪癖があり、束縛を嫌う飄々とした人生がいいなあと感じているので、今日の今現在は、「少し自由にやるか」という気持ちに傾いています。


表紙に戻る 生活設計 誕生日を迎えて