総支出を予想するには家計簿が有効

昨年度の一ヶ月の家計費の平均値(2013.2.9)

 今日は朝から自動車やさんに行ってタイヤ交換をしてきました。私の乗っている車は1800ccのワゴンで、後部座席の足下の広さが気に入って今から7年ほど前に中古車で購入。購入時点ですでに5万kmを越していましたが、人気のない車種だったらしく、70万前後の値段だったと思います。

 ワンボックスカーからの乗り換えだったので、出足の良さや高速での安定性が中古車とは思えない感じで、もともと旅行が好きなので、お気に入りの車となりました。

 後部座席を気にしていたのは、高齢の母親の送迎を予想していたからですが、我が家の連れの病気の時も、入退院の繰り返しでずいぶん役に立ちました。

 現在の走行距離は12万kmを越していて、今日は購入後2回目のタイヤ交換です。違う車への買い換えも検討したのですが、息子の大学の学費の工面も有り、また実際にいくつか見てみた中古車も、後部座席の足下が狭いものが多かったので、もう少し乗ってみようという気になりました。

 物持ちはよい方なので、こういった性格も節約志向には向いているなと自分では思っています。

 さて、昨日からの続きです。収入の総額が分かったら、次は支出の総額を具体的に予想することによって、将来の出費総額が分かります。ただこちらは収入よりもさらに曖昧な支出が多くなります。

 そこで先ずは生活費から考えていくわけですが、何回も書いているように、基本は食費、衣料費、雑費、通信費、医療費、光熱費、教育費等になります。これらの額がいったいいくらぐらい必要なのかを考えるわけですが、全く見当が付かなければ、ネットで退職者の生活費として検索すれば平均値が示されています。

 しかしそれはあくまで平均値ですから、自分のライフスタイルと合わない可能性は大きいです。この点については、テレビの取材でも強調したつもりですが、やはり日頃からの家計簿が威力を発揮します。

 私は早期退職をする半年ぐらい前から家計簿をつけ始め、あらためてなるほどこんなところでこんな出費があったのか、と思うことが多々ありました。
 
 家計簿をつける方法は、当時も今も基本的に変わっていません。お金を使ったら領収証を必ず財布の中に保管する、というだけです。

 最初の頃は領収証をもらわなかったり、すぐに捨ててしまったり、そもそも領収証を発行してくれないラーメン屋さんがあったりしたので、初期の家計簿は実態よりも支出は少なくなっていました。

 しかしそれでも最低限の出費は把握できます。また総額を知りたいだけなので、食材等は全て一括して食材としています。大根がいくらだったなんて細かいことは一切無視。でないとやっていられません。

 あとはエクセルに数日ごとにまとめて入力し、その後月末を過ぎた月初めに合計金額を算出。これで一ヶ月の支出が把握できます。

 そうやって調べた結果、私と息子の2人暮らしでは、昨年度の生活費の月毎の平均値が、

食費:5.4万(アルコール代や外食費も含みます)


衣料品:0.1万(下着類しか買いませんでした)

雑貨:1.7万(様々な電器製品の買い換えや日々の雑貨類、消耗品類です)

交通費:1.2万(通勤とレジャー費のガソリン代と高速代込みです。車の税金等は別会計)

光熱費:1.4万

通信費:1.7万

医療費0.4万

ですから、合計11.9万という結果です。これ以外の月々の出費は教育が約5万必要でした。従って、これを将来計画の基本的な数値として考えるようになっています。


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