60歳退職後の生活費の概要

4月半ばで今後の家計費の見通しを考えると(2013.4.18)

 4月の半分が過ぎ、家計簿を見ながら3月と4月でどんな変化があっただろうかと考えています。食費については、早期退職後の3年間で料理のレパートリーが若干増え、またセール品の情報にも敏感になり、さらに近所のスーパーの安売り傾向も把握できるようになってきましたので、、わずかずつではありますが減少しています。

 早期退職前の食費は、私の外食や息子の弁当代、酒類を含めて平均が56000円ぐらいでしたが、現在は酒代や外食代はそれほど変化しないものの食材費が減少し、48000円ぐらいになっています。今後は息子の弁当代がなくなった影響も出てくると思います。

 しかし実際にはその分息子は大学の学食で食べているわけで、その分の経費がいずれ加算されてくるので、トータルすると数千円の節約ぐらいでしょうか。

 ここに来て急に必要になったのが、以前も書きましたが衣料費です。高校の制服は高いなあと今でも思っていますが、とりあえずそれさえ着ていけば通学できるというのは便利だったなと思えます。このお金で食費の節約分は相殺されています。

 今は息子が自分で買ってきたりしていますので、今後季節が変わる毎に新しく購入しないといけないなあと感じています。

 幸いなことに、ようやく身長の伸びも止まったようですから、昔着ていたものが着れないと言うことにはならないようで、その意味ではある程度長い期間使えるような衣料品が必要かなと思えます。

 一方交通費が上がりました。これは息子の定期代一ヶ月約1万円というのが大きいです。今までは5000円程度でした。また私自身が4月から勤務している学校も、週3日とはいえ片道20kmを越しているので、往復45kmぐらい。これまでは片道7kmぐらいだったので、往復15km。

 約3倍に増えました。その差30km。これが月に10数回ありますので、これまでより一ヶ月の走行距離が300km以上増えます。ガソリン代を145円とすると、リッター12.5kmとして約3500円上昇。息子の定期代と合わせると1万円の負担増。

 光熱費は3年間で少しずつ節約の努力をしてきましたので、早期退職前に較べると一ヶ月あたり数千円減少。一方通信費は、昨年自宅のインターネット回線を光に変え、今年から息子がスマホを利用するようになりましたで、両者を併せて数千円の負担増。

 結局家計費として、この4月から増えたのは当初の予想通り交通費の負担が大きく、その他の雑費と合わせると月1.5万〜2万ぐらい生活費は上昇しそうです。

 一方、これまで支払ってきた高校の授業料約4.5万がなくなりました。同時に市や県からの補助数万もなくなりました。

 それでも月々2万ぐらいは負担が軽くなりましたので、結局上記の生活費負担分はこれまで払ってきた授業料の負担と変わらないことになり、一ヶ月の生活費はこれまで同様12万前後になりそうです。(大学の学費を貯金からの引き落としとして、別会計で処理しているので見かけ上負担が変わらないだけで、実際には年間150万ぐらいの負担になります)

 ということは年間の生活費は12×12=144万で、これに昨年並みの税金や保険代が加算されると45万。さらにレジャー費(ハワイとバンコク旅行、その他国内旅行)として今年は70万ぐらいを考えていますので、総額は260万。

 この値はすでに行っているシミュレーションの額より若干少ないです。これを賄うのに何をしているのかというと、共済年金+非常勤講師の収入+ネットでの副収入がメインになって、ちょうどトータルはぴったしぐらいです。

 この他に自己年金として組んだお金も入ってきますので、こちらは余裕資金となりますが、よく考えればこれが大学の学費の一部に変わったと言うことにもなります。


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