消費増税が将来計画にも影響しそう

早期退職直前からの家計簿を集計(2014.4.7)

 4月に入り、第1回目の土日が終了。店舗によって価格表示方法がいろいろあるということが良く分かりました。すでに書きましたが、節約しようと思ったら、本体価格で見るか、総額表示で見るかを、自分の中で決めておかないと、安い商品を選ぶとき混乱する可能性が大きいなという感想を持ちました。

 一方で価格転嫁がはっきりしない店もありました。要するに内部で増税分を吸収して、総額はこれまでと変わらない表示になっているということです。やはりそういったお店は、消費者も敏感なのか混雑していたように思えます。

 また大型の電気量販店等では、増税分があるものの、商品自体に値崩れがあり、結局価格は混沌としているなという印象を受けました。

 それはそれとして、新しい年度に入ったので、改めて3月の支出を計算し、これまでの4年半にわたる家計簿の全体像を眺めています。眺めている過程で、フルタイム勤務時(有効な家計簿として使えそうなのは六ヶ月間のデータ)、早期退職後正規退職年齢になるまでの3年間、そして正規退職後の昨年度分1年間の家計支出を集計してみました。

 いずれも私と息子の二人暮らしの消費支出です。大きく変化した項目を以下にまとめます。

フルタイム 早期退職 正規退職
食費 48200 43100 33900
衣料品 1900 1600 3200
雑費 20000 15000 15000
交通 25000 15000 18000
医療 6200 3800 3300
上記以外の光熱費等を

含めた合計
139100 119400 117524


 食費は努力のカイあって激減中ですが、外食代とアルコール代は含んでいません。純粋に食材費のみです。衣料品は息子の大学進学で私服代が増えました。

 交通費は私の勤務先と勤務日で左右されます。医療費は早期退職後半減。いかに退職前に体調が悪かったかが良く分かります。

 この他通信費が、息子のスマホ代や、ADSLから光に変えた関係で数千円高くなっています。

 問題は今年1年です。消費増税の結果一ヶ月の消費額が12万円なら、今より平均で3600円増えることになります。早期退職後と正規退職後を比較すると2000円しか節約できていませんから、3600円は大きな数字だなと改めて思えます。


表紙に戻る 生活設計2 予想は10年先が限界