お気楽生活のために最低500万?

65歳時点で、最低いくら貯金があればいいか?(2014.4.29)

 昨日からの続きです。もし将来が10年ぐらいしか確定できないなら、私の場合、その間の次の節目は65歳だと思っています。つまり老齢年金の受給が始まる時期です。

 ただし、息子が来年大学3年に進級すると、キャンパスが現在より若干遠くなるので、場合によってはアパート暮らしと言い出すかも知れません。

 そうなると、現在の我が家の収入では仕送りが充分に行えないと思うので、場合によっては損を覚悟で、老齢年金の繰上げ受給も視野に入れています。

 それはそれとして、では65歳時点で資産がどのくらい残っていればお気楽な生活が継続できるのか?何回も何回も考えていることですが、徐々にその時期が近づいてきて、現在の生活実態からその先の予想も徐々に確定度が高くなってきたように思います。

 私のこれまでの経験では、これも何回か書いていますが生活費だけなら一ヶ月10万弱。年間で100万強。これに保険や税金、車の維持費等を加算して130万。ただし旅行好きの私は、足腰が弱っていない限り、健康寿命の70歳ぐらいまでは海外旅行に行こうと思うので、その費用が年間100万。

 合計230万。余裕を見て一ヶ月20万として年間240万です。もしこの数字が厳しいようなら、必然的に旅行を削ることになります。

 夫婦の場合はどうなのか?レジャー費や交際費等を除いた生活費だけなら節約して15万ぐらいでしょうか。年間で180万。これに上記と同じ税金等を50万として加えると、230万。さらに趣味やレジャー費、交際費を50万とすると280万。

 実際過去の高齢者の生活費の統計を見てみると、単身世帯の生活費は一ヶ月15〜16万。夫婦の場合は25万となっています。

 そうすると問題は、この支出に見合う収入が確保できるかどうかと言うことです。私の場合、65歳時点での年金の収入は200万弱と予想していますので、40万の赤字です。

 もしこれが65歳から75歳まで続けば400万の赤字。逆に言えば65歳時点で、病気等の問題を一切考慮しなければ、500万程度資産が残っていれば、まあなんとか75歳まではお気楽に生活できると言うことになります。

 また何らかの副収入が月5万程度あれば、赤字は解消。それこそ悠々自適の生活が送れることになりますので、その方法があるかどうかを考えておかないといけません。

 現状ではネットからの副収入が、その程度確保できていますが、これがいつまでも続くとは思えませんので、ちょっと悩んでいます。

 一方ご夫婦の場合の年金収入は、20万前後かなと思われますので、これもまた単純計算で年間40万程度の赤字になりそうです。つまり状況は一人暮らしの場合とよく似ています。

 ただご夫婦の場合は、互いに助け合うことが出来るので、ある意味病気等のリスクが減るような気もします。とはいうものの、やはり一ヶ月5万程度の副収入を確保するか、65歳時点で500万以上の資産が残っていないと、生活に不安を感じるだろうなと思われます。 


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