鎌倉投信、運用報告会

2018.6.6

 ついに「梅雨入りした模様」と気象庁から発表がありました。朝の内は小雨でしたが今は本降りになっています。「これから約一か月半、こういった天気が続くのかあ」と意気消沈気味です。

 今日も6時半に自然に目が覚め、いつもの流れです。先日来気になっていた「痛風」の予兆ですが、三日間ほど左足親指近辺に疼きを感じていましたが、今はそういった気配は全くなし。良かったです。

 やはり暑くなって、体が知らず知らずのうちに水不足になっていたのかなと思っています。というわけで、これなら運動がてら動き回っても大丈夫そうだと思ったので、2日の土曜日に、かねて申し込んであった「鎌倉投信」の運用報告会なるものに参加してきました。

 大宮ソニックシティで行われたものですが、当初ソニックに行けば何とかなるだろうと高をくくって出かけたのですが、行ってみたら建物の中は結構複雑で、会合が行われる部屋を見つけるのに苦労しました。

 15分ぐらいの余裕があったのですが、建物内をウロウロしていたら、結局始まる時間になってしまい恐縮しながら入室です。

 説明内容ですが、鎌倉投信が運用している「結い2101」という投資信託の運用報告です。まず最初に、純資産総額が昨年比33%増加で349億円になったということです。

 ちなみに先日このブログでも、私は独立系投信に興味を感じていると書きましたが、その後ちょっと独立系投信のデメリットについてネットで調べたら、運営会社によっては財務基盤が弱いということがネックになっている場合もあるようです。

 そういった観点から見ると、鎌倉投信はここ10年ぐらいの運営で、当初はやはり経営が厳しかったようですが、現在は安定した経営が行われているとのことでした。

 また現在の投資信託に組み入れている銘柄数は63銘柄だそうで、そのほとんどは中小型企業ということでした。また収益率というかパフォーマンスは、ほとんどの期間でTOPIXを上回っているようで、これはすごいことだなと感じました。

 特に面白いなと感じたのは、下落リスク管理の説明。結い2101の資産別構成比をみると、現金比率が全体の4割ぐらいあって、他の投資信託に比べると大きな比率になっています。
 
 説明ではこの現金比率の調整によってリスク管理を行っているということで、実際この10年の間の大きな下落要因であったリーマンショックや東日本大震災といった事件があったときの下落率はTOPIXの下落率の3分の2程度で収まったということでした。

 投資信託というのは、基準価額が上昇しているときはルンルンした気分になれますが、下がってくると不安になります。その意味ではリスク管理をしっかりやってくれていると思えるのはうれしい情報でした。

 ただしここのところ全体相場が上がり過ぎている側面もあるので、今は少しリスク管理を厳しく見ているとのことでした。というわけで、運用報告会なんて別に行かなくてもいいのでは、とこれまで思っていたのですが、行ってみると投信に対する印象が変わりました。

 ということは、逆に言えば新しい投信を買うときは、こういった説明会に参加して納得できてから買った方が良いということになりそうです。

 またそういった報告会がほとんどなされない投資信託の場合は、結局運用者任せになっているということで、下落をしても文句を言う場もないわけで、ちょっと信頼がおけないなという気もしてきました。



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