ニッセイの外国債券インデックスファンド

2019.10.21

 曇り空の涼しい朝でした。6時半に起きて朝食はごはん。おかずは昨晩作った鶏鍋の余り。食後に大根葉の味噌汁を飲んで、リンゴを半分。

 ビニールゴミを集積場に運んで、息子の出勤を見送りいつもの一週間の始まり。実は昨日楽天証券の投資セミナーがあったので参加してきました。

 「人生100年時代、最低限備えるべき商品選び」という題名で、何か新しい商品が紹介されるのかなと思って出かけたのですが、内容は投資アドバイザーの紹介業務?の紹介が主でした。

 ただ、現状分析の話の流れは分かりやすかったです。まず最初に、現役時代からリタイア後までの資産の変化の説明。問題はリタイア後ですが、基本的にほとんどの家庭で、リタイア後は資産を少しずつ取り崩さざるを得ないという事です。

 問題はその資産の減り方ですが、将来は予測できないものの、ある時点で資産がマイナスになってしまうと老後破綻という事になります。

 従って、考え方としては資産は減るものの、その減少率を少しでも抑えて資産の延命を図るというの基本的な考えたになりそう。

 というわけでどうすれば良いかという話になるのですが、要は預貯金の金利だけでは資産の減少率が大きいので、ある程度投資に回さないといけないという単純な結論になります。

 ちなみに米国では資産を投資に回す人が多いため、1995年以降、個人の金融資産は3.3倍以上になっているのですが、日本は同じ年月で1.5倍にしかなっていないという事でした。

 一方で日本は今後もどんどん少子高齢化が進み、給与は上がらず、年金は目減り。さらに社会保障費は今後もアップという事で、年金額が変化しなくても、周辺環境の変化によって、お金の価値がどんどん下がるということになりそう。

 さらに日本の国家予算は社会保障費の増加によって既にほぼ破綻領域に入っているという現実もあります。実際一般会計内に含まれる公債の残高は、ここ25年ぐらいで激増

 というわけで、日銀は物価目標を2%に設定して、物価を上げてお金の価値を下げたいと思っているようです。つまりお金の価値を下げて、借金額の価値を減らすという事です。

 しかしお金の価値が減るという事は、我々が所有している資産の額も減るという事です。というわけで、今ここで通常の預貯金だけに頼っていると、資産の減少率が大きくなる。

 だからこそ資産の運用アドバイザーが必要という流れになり、セミナーを主催した会社の目的とここでリンクします。

 それはそれとして、配布された資料にドル円の為替レートも掲載されていて、1971年に1ドル360円の固定相場が生が終了して2011年11月の東日本大震災までは、一貫して円高方向に振れています。

 しかし2011年以降この流れが再び円安方向に向かう兆候が見えるという事です。まあ国家財政の破綻が危ぶまれているわけですから円安になるのは当たり前という気もしますが、であるならやはり日本円だけで資産を持っているのはリスクが大きいという事になります。

 てなわけで、そういった兆候があるなら、少しでも先回りして資産の目減りを防ぐべきだという結論になります。では具体的にどうするかですが、私が話を聞いて思ったのは、やはりドル建て債券を積み立てるのがいいのかなという事です。

 この辺りの判断は各個人によっていろいろ異なると思いますが、富裕層はすでに動いているようですね。知らぬは庶民ばかりなりうことでしょうか。ただし投資は自己責任です。

 というわけで私は昨日帰宅してから手始めにニッセイの外国債券インデックスファンドというのを少額ずつ積立てるように、楽天証券で手続きをしました。
  




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