将来計画に若干余裕?

再度余剰資金で株式投資にチャレンジ?(2014.5.12)

 ようやく強風が収まり、今日は穏やかな晴天です。日曜日なので郊外に出かける人も多いのではないでしょうか?

 私は6月にバンコク旅行を予定しているのですが、政治的な紛争が継続しているようで、なんだか雲行きが怪しくなってきて困惑しています。まあ危険な場所に近づかなければいいんだと思っていますが、こういった事態が長引けばタイ経済への影響もますます大きくなると思うのですが、そのあたり指導者がどう考えているのかさっぱり分かりません。

 それはそれとして、先日図書館に行き、ふと思いついて分厚くて大きな百科事典のような「会社四季報」(昨年の秋発行の第3集)を借りてきました。最新号は貸し出せないと言うことです。

 以前は小さなコンパクトバージョンの四季報を何回か購入し、暇に任せてページをめくって、少しでも儲かりそうな銘柄はないかとまじめに探していた時期がありました。

 しかし、単位株を買えるようなまとまったお金は住宅ローンの繰上げ返済にまわしていたので、ミニ株投資なんていうものをチョコチョコやっていただけです。当然素人の浅はかな考えに基づく投資でしたから、手数料は取られるは、株価は下がって塩漬けになるはで、もうけが出た銘柄もありましたが、大多数は損切り。

 それでも損失額の総額は100万には満たないだろうと思っています。またその被害額は経済を考える上での授業料になったと自分で自分を説得しています。(儲けが出たものもありましたので、総損失額はもう少し少ないと思います)

 その後、投資はほとんど行わなかったものの、なぜ負けるんだろうということをいろいろ考えて、個人的には「ランダムウォーク」の考え方が正しいのではと思うようになり、勝つのも負けるのも基本的な確率は5割と判断。さらに投資家は常に手数料を払わなくてはいけないので、その分確実に損するという結論に達しました。

 しかし一方で、素人の場合、塩漬け銘柄に代表されるように、自分が気に入った銘柄を保持し続けることが出来るという時間的なメリットを生かす方法もあるのかもしれないなと思うようになりました。

 また、一つの銘柄に集中的に投資するのは、利益が大きくなる可能性もありますが、損が拡大する可能性も大きいという考えに納得でき、分散投資という意味もなんとなく分かってきました。

 その2点を、零細投資家が生かす方法としては投資信託の長期積み立てかなと思い、50歳前後の頃から、長期投資をテーマにした「さわかみ投信」や、さらに世界を対象にした「セゾン投信」の積み立てを行い、これらはたまたまアベノミクスの影響からか2013年初頭に株価が上がった関係で利益が出ました。

 そこで得た教訓ですが、時間的分散による積み立ては効果がありそうということと、やはり銘柄の分散をしたほうがリスクが減るということです。ただし今回はたまたま昨年株が上昇したと言う経緯が合ったから利益が出たのであって、そうでなければ単に積み立てているだけの状態が今も続いていたと思います。

 というわけで話が戻りますが、ちょっと前に書いたように早期退職5年が経過し、将来の家計費の収支が大体分かってきたので、改めて少しだけ余剰資金を使って投資を始めようかなという気になっています。

 さてどうなるか?久しぶりに四季報を見たら、「へえ〜、今はこんな感じなんだ」と思うようなことがいっぱいありました。その辺を少し折に触れてまとめていこうかなと思っています。


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