ネットで副業が出来ないか

ネットで副業へのきっかけ

 早期退職し非常勤講師の収入だけで年間の支出をまかなうのは、いろいろなシミュレーションで不可能であることが分かっています。これは各種の助成制度を利用したとしても同様です。

 しかしそうなることは最初から分かっていましたので覚悟の上です。ただ実際に非常勤講師の生活を始めてみて、家事の合間に時間が取れることが分かり、この時間を利用して少しでも家計にプラスになることが出来ないかと考え始めました。

 そう考えてネットで副業情報?を検索してみました。その中で実際に利用してみてどうだったかということをまとめていきたいと思います。


アンケート回答

 アンケートサイトもいろいろあって、最初の頃は月に何回かのアンケートに答えているだけで、年間で数千円たまり、これを図書カードの形でもらっていました。合計で1万円ぐらいの収入があったと思います。

 一番よかったのは毎日新聞が行っていたアンケートモニターで、これは新聞広告のアンケートに答えると謝礼として1回500円の商品券がもらえるもの。これは合計で3万円ぐらいの収入になりました。しかし最近この有利な制度はなくなってしまい、謝礼額が減りました。

 今でもGMO辺りから時々アンケートが来ます。Tカードやマクロミルというサイトからも来ていますが、ほとんど応えていません。理由は回答に必要な時間と謝礼の額が折り合わないなと感じているからです。

 それでも数をこなせばそれなりの額になるとは思いますので、副業とまではいきませんが、ちょっとしたこずかい稼ぎにはよいと思います。


懸賞に挑戦

 これは一時期かなりはまりました。まだ退職する前だったと思います。一番利用したのは「Chance It!」というページ。懸賞はネット上にあふれていますが、それらを統一した形で提供してくれるサイトです。

 実際当選確率も最初の頃は高くて、結構いろいろなものが当たりました。総額にすると数万円分だと思います。

 しかしこれはあくまで確率の問題で、応募すればするほど確率が上がることは分かりますが、その労力は結構なものです。メールアドレスや電話番号を一括入力できるようにして、1件あたり数分で応募が出来るように工夫したり、コメントをいろいろ入れたりもしましたが、基本的には確率です。

 またこういった懸賞サイトではなく、日常的にあちこちのメーカーが独自に懸賞を行ったりしています。これらをマメに探して応募すれば当選確率も上昇することが分かりました。

 ところが、懸賞に応募するには必ずメールアドレスを記入しなければならず、そこに懸賞サイトからやたらメールが送られてきます。これの処理が大変です。

 一括して削除してもいいのですが、サイト側は要するにそのメールを読んでもらって商品を購入してもらうということを目論んでいるわけで、その気持ちが分かるだけに、一括削除は失礼かなと言う良心がはたらきます。

 またアンケートや懸賞に応募するたびに自分のプライバシーを明かすことになり、そのプライバシーの管理が本当に適切に行われているかどうか、不安になることもあり、結局懸賞もいつのまにか、たまに葉書で出す程度になってしまいました。


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