日経平均上昇は意図的?

2017.10.19

 朝から冷たい雨が降っていて、血圧も若干高めになり、いまいち元気が出ません。今日はなぜか目覚めも早く、7時に起きてしまいました。もう一度寝ようと思って布団をかぶったものの、全くウトウトすることもなかったのでそのまま起床。

 ストレッチ後、昨晩の残り物で朝食を食べ、食後は旅行ブログの更新といつも通りの日課です。ブログの更新を終えて株の動きを見ると、私の持ち株は相変わらずいまいちの動き。

 世間では日経平均が10連騰とか騒いでしますが、賃金上昇と同じで、自分の持ち株にはほとんど影響がないような気がします。

 ヤフーファイナンスで日経平均を見ると、9月の終わりごろ20400円ぐらいだった値が、3週間弱で21400円ぐらいまで上昇していますから上昇率は約5%です。

 しかしもう一つの代表的指標であるTOPIXを見ると、9月の終わりころは1670円ぐらいだったのが、今現在1730円ぐらい。上昇率は3.6%ぐらい。ということは単純に考えて、日経平均に採用されている銘柄のほうが上がっているということになります。

 さらに突き詰めて大型株や値嵩株の上昇率と中小型株の上昇率を比較できるとよいなあとも思うのですが、まあ結果はたぶんはっきりと差が出ているのではないでしょうか。

 新聞やヤフーファイナンスの説明文を読んでいると、いかにもそれっぽい説明が書かれていますが、私の個人的な印象では、選挙のために日経平均を意図的に上げているとしか思えません。
 
 ではどうやったら上がるのか?海外の投資家に「日本の大型株を買って欲しい」なんて言う要請はさすがにできないだろうと思いますが、日本のGPIFに「ちょうどよい時期だから、運用額を少し株に振り向けたらどうか」なんて囁く政治家がいてもおかしくなさそうです。

 というより、GPIFの株式担当者は、かなり頭の良い方が運用を行っていると思われるので、施政者の意向を忖度して・・・というようなこともないとも言えないような気がします。

 まあどちらかと言えば自分の持ち株が上がらない零細投資家のひがみのようにも思えます。結果は選挙が終わって、大型株だけが下落ということになったときに証明できるような気もしますが、まあ下がるよりは上がったほうが良いに決まっています。

 ちなみに春先には日経平均の上昇に伴って順調に上昇していた、セゾンやひふみ投信の基準価額も、ここの所、日経平均の上昇から少し置いてけぼりをくらっているように見えます。

 こういったことも、日経平均に影響が大きい特定の大型株だけが買われて、見せかけの上昇が続いているという疑いをもつ根拠になっています。

 というわけで、あ〜今日も上がらないなあ、と自分の投資技術を脇に置いて不平不満だけを口にしているわけですが、まあ要するに自分の投資技術が「下手くそだ」という一語に尽きますね。

 株式の値を確認後は買い物。米がなくなったので今日は大きな出費を強いられるなあと思いつつ、近所でコメが安いと思われる大型スーパーへ。

 新米10kgで一番安い方のコメが3500円前後でした。しかし消費税を入れると3500円のコメは3780円となり、妙に高く感じます。さらに2019年に10%の消費増税が実行されれば、この値は3850円となりますから、迂闊に米も買えないなという気になります。

 その意味では、選挙にも絡みますが、消費増税は勘弁してほしいという気持ちが本音です。しかし日本の財政が厳しいということと、私も今後ますますお世話になるだろう社会保障費のためだと言われれば、まあしょうがないかという気になっていました。

 しかし選挙のためかどうかは分かりませんが、自民党は突然消費増税分の一部を教育費に回すと言い出しましたので、結局その時その時の政治家の都合で、約束は反故にされるんだなという印象が強くなりました。

 その意味では一時期は消費増税やむなしと思っていましたが、そんな簡単に目的をころころ変える政権は信用できないと思うようになりつつあります。

 さて何やら超大型の台風が接近していて、投票日前後の日本列島の天気は大荒れになるかもと予想されています。被害が出ないことを祈っています。しかし、それよりもこの台風は、選挙と重なったことにより日本の将来を暗示しているように思えてなりません。


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