早期退職から年金生活まで無事軟着陸

晴れて年金生活となり、今後の支出を考えると(2013.5.2)

 5月に入りました。気分的には年金暮らしの第一ヶ月目が無事終了したという感じですが、生活様式はこれまでとほとんど変わっていません。

 57歳で早期退職をして、以後3年間、貯金が目減りするのを覚悟で、仕事は非常勤講師だけに絞り、あとはネットで副収入を得ることを目標にして生活してきました。

 早期退職後の3年間で得た総収入は非常勤講師、ネットの副収入、国や市からの助成金等をすべて含めて500万ぐらいでしょうか。

 一方何回も書いているように、この間の生活費は1年間で140万ぐらい。息子の私立高校の授業料等の負担が年間60万ぐらい。更に各種の税金、保険金、車の維持費等が45万ぐらいで合計が245万。

 さらに赤字垂れ流しにもめげずに、毎年夏にはハワイに旅行に行っていました。この費用が60万ぐらいかかっていますので、概算で年間300万の支出です。

 早期退職を決断する頃、いろいろなシミュレーションを試みていましたが、その時の予想でも、やはり3年間でハワイ旅行も含めて支出は1000万ぐらいになるだろうなと予想していました。

 つまり早期退職後まったく何もしなければ、退職金の中から1000万が消えるという計算になります。幸い上記にまとめたように、この間に500万ぐらいの収入がありましのたで、赤字額は実際には400万程度ということです。

 つまりこの3年間で、総資産が400万減ったと言うことになります。1年間換算で133万ぐらいずつ減った計算になります。もとよりこの減少は覚悟の上での早期退職ですし、むしろ減少額は予想より少なかったと今は思っています。

 ただしこの400万に、今後息子の大学の教育費が加わります。これが私立理系なので4年間で700万ぐらいでしょうか。またこれも以前書きましたが、5月の中旬から18年間ほったらかしにしていた屋根と外壁の修繕を行います。この費用が90万弱。

 それが終わると後は車の買い換え費用ぐらいでしょうか。たぶんまた中古車を購入すると思うので、これが最大100万ぐらい。ということはすでに減少した400万の他に、今後大きな出費として700+90+100=890万ぐらいの高額な出費が必要になるということです。 (もちろん予期しない医療費等の出費があるかもしれませんが)

 つまり、もし生活費や税金、保険関係の支出と共済年金、非常勤講師の収入、ネットの収入がほぼ同額なら、現時点で890万の貯金があれば、とりあえず数年間はなんとか生活できるという計算になります。

 また収入が生活費を上回れば、890万の貯金が無くても、何とか生活できるという事にもなります。(今の所トントン状態です)いずれは非常勤講師の収入がなくなるのですが、その分は、場合によっては老齢年金の繰上受給で対応しようかなと思っています。
 というわけで、早期退職前には、「果たして今後俺の人生はどうなるんだろうか?」という不安が結構ありましたが、まあ何とかなるもんだ、という若干余裕の気持ちが最近は生まれています。
 
   
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