第一位は園芸、庭いじりでした

高齢者が自宅や自宅近辺で行っている趣味(2014.3.8)

 今年は寒さがなかなか緩みません。例年なら気の早い家庭菜園愛好家達がジャガイモの植え付けを行っている、若しくは土の中から芽が出てくるのを楽しみに待っている時期ですが、今年は皆さんようやく畑の準備をしている段階のようです。

 先日私もそろそろかと思い、種ジャガを買ってきましたが、今日、朝採りの冬キャベツを採りに行ったら、数cmの霜が降りていました。

 この状態では、とても新ジャガの植え付けは無理だなと思い、買ってきた種ジャガは玄関に置いてあります。

 ところで、こういった冬の間、畑仕事が出来ない家庭茶園愛好家や高齢者は家の中で何をして過ごしているのかが気になります。

 我が家の近くは、昔からあった農家以外に、いわゆる新興住宅地として開発された家が40年ぐらい前に建ち、その後不況によりいったん住宅建設は下火。

 しかし20年ぐらい前から地価の下落や、相続によって土地を手放さざるを得ない方が出てきて、あちこちにポツリポツリと一軒家が建ちました。我が家もその内の一つで、今年で築17年ぐらいでしょうか。

 そう思って周りを見回すと、40年ぐらいに移り住んだ方の多くは、そのままそこで暮らし70歳を越した高齢者となっています。

 そういった方々の子供さん達は、この付近を離れ都会に近いマンション等に住んでいるのか、気がついてみれば周りの一軒家で生活しているのは60歳以上の高齢者ばかりという状況です。

 幸いなことに一軒家の間にアパートも建っているので、そこで若い夫婦が生活し、その子供達が近所の小中学校に通っています。高齢者の中には子供達の登下校の見守り隊として活躍されている方も大勢いるようです。

 しかしそれ以外の時間家の中で家事以外に何をして過ごしているのか?ちょっとネットで検索したら総務省の統計が出てきました。この内旅行やカラオケ等、外に出かけるような趣味を除いて、家の中、またはその近くで出来るものを、男性に限って見てみると

 第一位は「園芸、庭いじり」:やはりそうか、という感じです。第二位「読書」:私もそうですが、読書量は増えました。図書館でも多数の高齢者を見かけます。

 第三位「日曜大工」:これは毎日やるわけにもいかないような気もしますが、家の修繕も含めて、私も時々やっています。

 第四位「音楽鑑賞」:私はブログを書きながら聞いています。第五位「スポーツ鑑賞」:テレビかなと思います。第六位「DVD鑑賞」。以下テレビゲーム、囲碁・将棋、書道、料理となっています。

 やはりこんなもんかなと言う気はしますが、自分自身への反省も含めて、もう少し社会参加の道があっても良いような気もします。ただそれが何なのか、というのが私にもまだ具体的に見えていません。
  
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