国や県に先んじて将来を予測しないと

10年後の少子高齢化社会の実態(2015.7.31)

 いやはや暑いです。明後日にハワイに出発するのですが、猛暑のため家庭菜園の除草がままなりません。しょうがないので、今日は朝5時半に起きて、朝食前に除草。

 気温は27℃ぐらい。汗はかきましたが、だらだらと流れるほどでもなく、とりあえず見かけはだいぶ良くなりました。帰宅して、今日の朝は昨晩の残り物で朝食。

 朝食後旅行に備えて洗濯、掃除。一段落したところで、ホームページの更新。私の場合、ブログで日記風の記事を書き、ホームページで資料形式に旅行のまとめを書いたりしています。

 ブログの方は、ネット環境さえあればどこでも書けるので、ハードディスクにいろいろファイルが入っているホームページの方を優先。こちらはデスクトップのパソコンがないと作業ができないのですが、その部屋にはエアコンがないので、ここのところ昼間の室温は35℃ぐらいになります。

 というわけで、ちょっとだけ気温が低いうちに一生懸命ホームページを作成し、10時半ごろ、家庭菜園で採れたトマトを持って実家の母親の様子を見に行ってきました。

 あまりの暑さに体調を崩しているのではと思ったからですが、やはり体調がよくないと言います。

 旅行前に気がかりですがどうすることもできません。ほとんど一日中エアコンの中にいるのだと思うのですが、たまにトイレ等で部屋を出たときの気温差が、身体に影響を与えているのではと思います。

 新聞やニュースでは、日本人の寿命がまた延びて、女性は世界一なんてことを嬉しそうに報道していましたが、高齢になればなるほど季節の変化に体がついていかず、体調不良を思えることも多くなり、しょっちゅう医者通いとなりそうで、何でもかんでも寿命が延びさえすればよいというものでもないだろうと、ついニュース解説者に文句をいってしまいます。

 一方で年金が減らされ、一部の人は介護保険料がアップしますから、ぎりぎりの生活を強いられる人は今後も増え続けると思われ、私自身の老老介護の問題も含めて、いったいどうなるんだろうと不安になります。

 昨日は旅行中に読もうと思って図書館で本を5冊借りてきました。4冊は通常の肩の凝らない文庫本ですが、一冊は、ちょっと気になったので「シニアシフトの衝撃」という本を選択。

 まだ30ページしか読んでいませんが、内容は、これから来るであろう少子高齢化社会がどんな社会になり、そこにどんなビジネスチャンスがあるかということを解説している本です。

 しかしビジネスチャンスはともかく、老人が増えると社会がどのように変わっていくかということがよくわかり、国や県はそういったことをきちんと見越して対策を立ててくれているんだろうかと心配になります。

 結局年金減額と同じで、にっちもさっちもいかなくなった段階で、無理やり負担が増すのような政策を行い、ある日突然負担がどんどん増えていくという社会が到来するのではないかと思えます。

 そんな中で自分自身が年を取って徐々に体の自由が利かなくなるわけで、何とかそれらの負担増を個人的に予測して対応出来たらよいなと思っています。
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