突然の解散宣言で議員さんは大慌て

党首討論で解散宣言(2012.11.14)

 今日は埼玉県の県民の日でした。学校は休みの所が多く、あちこちでイベントも行われています。息子も今日は休みなので、朝はいつもよりちょっと遅く寝坊気味に起きました。

 起きて、カーテンを開けた瞬間まぶしい太陽光が差し込み、目が慣れたところできれいな青空が見えたので、急遽「良し、今日はでかけよう!」と決心。「こんな日は海だ」と考え、いつもの?のように湘南に向かいました。

 目的地は大磯で、目的は海を見ながら砂浜からの投げ釣り。ともかく青空と青い海に向かって、竿を思いっきり降って、おもりをびゅ〜んと飛ばす快感が好きでたまりません。釣果は二の次です。

 ところが厚木市内に入ると、かなり強い南風が吹いていることが、道路のあちこちにあるノボリで分かりました。湘南海岸は北向きの風だと寒いのですが、おもりは良く飛びます。しかし南風は向かい風となり、おもりは飛ばないし仕掛けはからまる、海からはしぶきやゴミが飛んでくる、といった具合でとても釣りになりません。

 そこで急遽、真鶴半島に目的を変更。投げ釣りから磯釣りに変えました。釣り道具は最初から車の中にほとんど積んであるので、多少の変更にもすぐに対応できます。

 厚木から小田原厚木有料道路を経て、小田原港で餌を購入。あとは真鶴半島へ向かって一直線。先端の有名な観光ポイントである「三ツ石」の手前に右折する道があり、ここを降りていくと広い駐車場があり、そこからゴロタ石の海に出られます。

 この海を右の方に歩いていくと結構形の良い岩場があり、ここなら風をしのげるだろうと判断しました。実際に海に出ると、風は正面からびゅ〜びゅ〜吹いていましたが、右の方に歩いていくと徐々に弱まり、暖かな日差しで上着も脱ぎ、快適な磯釣りを楽しんできました。

 釣果の方は、小物ばかりですべて放流してきましたが、岩の上に座って、缶ビールを飲み、竿を振り回していると、「この先どうなるんだろうか」という将来の年金生活への不安もしばし忘れてしまいます。

 というわけで快適な釣りを楽しみ、3時過ぎに帰路につきましたが、車の中でラジオのスイッチを入れたら、ちょうど自民党の安倍さんと野田総理の党首討論が行われていて、一気に現実に引き戻されました。

 しかし安倍さんの言っていることと野田総理が言っている事が噛み合っていないので、これじゃあ討論じゃないなあと思っていた矢先、野田総理が「自民党が・・・・を確約してくれるならば、今月の16日に解散を約束したい」と言い出したのでびっくり。

 「おいおい、1対1の党首討論の場で、特定の政党の党首に向けてそんなこと言って良いのかな」と思いつつ聞いていると、さすがに安倍さんもそこまで話が今日進むとは思っていなかったようで、その後の討論は何だか支離滅裂になっている感じました。

 まあそれはとにかく、どうやら年内解散のレールが敷かれたようです。いまだに民主党内では、「まだ早すぎる」という意見もあるとニュースでは解説者が言っていましたが、まあそんなことを言っていたらきりがない、と野田さんも思ったのかもしれません。

 さて、「賽は投げられた」という感じで、今度は我々投票する側がどうするか、ということを真剣に考えなくてはいけなくなりました。

 これまでの選挙は、私がまだフルタイムで勤務していたとき行われていました。今回は退職後初めての総選挙になります。フルタイム時と今では、政治に対する私自身の見方もずいぶん変わりました。いったい誰に自分の未来を託せるのか。1票と言わず、10票ぐらいの投票権が欲しいですね。

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