スローガンだけの選挙では
また裏切られる?

子育て重視の政党はどこか(2012.12.5)

 来年度も仕事があれば続けようという気になって、今日書類を提出してきました。健康問題が気になってはいますが、元来が心配性なので、家の中でぐずぐずと過ごし、持病の血圧、喘息、アトピーという症状が悪化しても、愚痴もこぼせないのは精神衛生上も良くないかなと判断しました。

 また家でこういったブログを書いたりすることは好きなので、そのこと自体はいいのですが、基本的に四六時中こんなことをやっていては、間違いなく運動不足になるな、とも思えました。

 さらにさらに、昨日も書いたように、多少とも経済面に余裕が出れば、私の好きな旅行に出かけることも可能になります。(仕事をすると出かける日は制約されますが)

 それやこれやで、息子の進路が決まる年でもあり、そういった様々な変動要因を考慮して、6分4分ぐらいで、続けた方が良さそうだ、という結論になりました。ただし実際に採用されるかどうかは、3月まで分かりません。

 さて、遂に衆院選が告示され、昨日の夕方以降は各党首の第一声があちこちのテレビのニュースやラジオで聞こえて来ました。

 しかしその内容は貧弱ですね。確かにハリのある大声で、気合いの入った演説をしていますが、中味は誰でも言える事だなあ、としか思えません。

 要するにきれい事のスローガンを並べているだけで、何回も書いているように、当面どうにもならないような微妙な問題(沖縄の地位協定やオスプレイ、原発の再処理施設・中間貯蔵施設等)は避けているように思えます。

 経済を活性化する、なんてのは私だって言えます。しかしどうやってやるのか、という方法が見えません。その点私は反対ですが、自民党の安倍さんはなりふり構わぬ強烈な金融緩和をやればよいと言っていますので、なるほどそうゆう考え方もあるのか、とは思います。

 一方共産党は、大企業が抱えている内部留保を中小企業に回し、それによって経済を活性化させるという主張をしているようで、個人的にはそれが出来るなら、多少は効果があるのかなとは思えます。ただそれだけではちょっと・・・と言う思いもあります。

 しかしそれ以外の党で、こうゆう断取りまたはこうゆう方法をきっかけにして経済を活性化させたい、という方法論を述べている党は無いように思います。維新の会は官僚の統治機構を打破すればそれが可能だと言う論理のようですが、どうしてそうなるのかはさっぱり分かりません。

 とはいうものの、確かにどうしたらいいかなんてことは実は誰もよく分かっていなくて、だから日銀に責任を押しつけて、もっと金融緩和をという論理になるのかもしれません。

 当面耳障りの良いスローガンを並べ立て、当選したらどの党とくっつくか、または離れるかを見極め、それから公約したことを洗い直すという段取りになりますから、その頃には選挙時に叫んでいたスローガンの大半は形骸化してしまうように思います。

 その意味では、普段からどの方向を向いて政治をやっているのか、というこれまでの実績が問われるなと思っています。現状のような子育てがままならない環境をなんとかしようという姿勢が見える党はどこか、というのが私の判断基準になりそうです。

 子育てを重視すれば、子どものために原発はいらない、子どものために経済を活性化しよう、子どものために保育や教育を充実させようという、基本的な政策が必然的に決まるような気がします。

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