2013 参議院選挙の争点を考えると

参議院選挙の日程がほぼ決定(2013.6.28)

 参議院選挙は7月4日(木)公示、7月21日(日)投票という日程が決まりつつあるようです。今日は6月28日ですから、あと5日ほどで本格的な選挙戦に突入することになりそうです。

 とはいうものの、すでに新聞では誰それがどこどこで立候補するという立候補予定者も報じられていますから、それがさらに明確になるのが4日だということだと思います。

 では我々有権者にとって争点となるのは何か?個人的に思いつくことを列挙してみると

・ 経済政策
・ 雇用
・ 憲法改正
・ 定数是正
・ 原発政策、エネルギー政策
・ 少子化対策
・ 年金、保険、生活保護等の社会保障政策
・ 沖縄基地問題
・ 領土問題
・ TPP
・ 消費税増税
・ 災害対策
・ 道路等の老朽化対策

等々が考えられます。

 これら一つ一つの問題について、自分の生活に照らし合わせて賛否を考えるわけですが、今の自分にとっては都合の良い政策でも、自分の息子の代ではどうなっているかという視点も必要です。

 また、自分や家族と言った人間的な視点ではなく、地域や都道府県、国家という国にとってどうかという観点からも考える必要があり、場合によってはそれらが相互に矛盾する可能性もあります。

 消費税は上げてもらいたくないというのが本音ですが、今そうやって先延ばしにすることによって、息子の世代の生活はさらに厳しくなると言うことも考えられます。

 当たり前ですが、何を基準に考えるのかということが難しいです。とりあえず今の自分が儲かればいいのか、国家の破綻まで予測するのか。自分の老後さえ良ければと考え、いなくなったあとは知らんぷりでいいのか、ということです。

 そう考えるとすでに正規の仕事を持っていない私としては、やはり20〜30年ぐらい先の息子の世代の生活が豊かになることを願う投票になるのかなと思っています。

 今回の選挙はこういった争点と共に、ネット選挙解禁という初めての試みが加わりますので、この数週間は、ちょっと目が離せないなと感じています。
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