東京都議会選挙

2017.6.26

 私は埼玉県在住で、最近はほとんど都内にまで行くことはなくなってしまいました。以前は池袋の東京芸術劇場でクラシックのコンサートを聴いたり、ジュンク堂で本を漁っていたこともあります。

 しかし往復で電車賃が1000円以上も必要なので、それだったら地元でおいしいものでも食べて、すぐ近くの本屋さんで経済の雑誌を1冊買った方が良いやと思うようになっています。

 そんなわけで都会の喧騒とは無縁の静かな片田舎で生活しているわけですが、それでも都議選の行方は気になっています。自民党は国政の場でかなり強引なやり方をして、最近になって安倍首相は少し殊勝になったふり?をしています。

 しかしもし都議選で自民党が大勝するようなことがあれば、また「我々は多数から信任された」という言い方で、強引な政治運営を復活させるのではと思います。

 その意味では、小池さんの都民ファーストに頑張ってもらいたいなという気がしますが、今は小池さん自身の人気でもてはやされている段階ですから、ある程度多数の議席をとった後でいろいろな問題が出てくるのではと懸念しています。

 一方民進党ですが、今日のネットのニュースでも、蓮舫さんが行く先々で歓待されていると書かれています。確かに彼女の演説は回りくどいところが少なく分かりやすいです。

 しかし民進党を構成する他の議員団の動きが鈍いような気もします。もう少し結束して彼女を支えてあげればいいのになあという気もします。

 さて結果はどうなるか?この結果によって、国政政治の動きも変わってくるのではと思われるので、都民の方々の積極的な投票をお願いしたいと思います。

 話変わって、先日我が家に一見して詐欺だろうなと判断できるハガキが来ました。表題は「総合消費料金に関する訴訟最終告知のお知らせ」というもので、そもそも日本語が変ですね。

 総合消費料金とはいったい何を意味しているのか?つまり対象がはっきりしないから誰もが当てはまるような言葉を無理やり作り出したということだと思います。

 差出人を見ると、法務省管轄支局民事訴訟管理センターとなっています。ネットで調べてみると東京法務局のページが出てきました。そこには似たような名前の何とかセンターというのがいっぱい並べられていました。いずれも詐欺です。

 というように断言できる理由ですが、もし正式な書類なら、法務省から本人への親展扱いの封書となるはずですが、これは単なるはがきです。

 また冒頭に書いたように日本語が変。単に脅かして電話をさせようという意図が明白です。次に契約不履行とありますが、契約不履行になったような契約は一度も経験がありません。

 さらに決定的だなと思ったのは、プライバシー保護のため本人から連絡をしてくださいとなっていますが、そもそもこのはがきは私宛ではなく、すでに亡くなっている私の妻宛ですから、本人から連絡の取りようがありません。

 本人が亡くなってすでに10年近くが経っているのに、まあたぶんどこかに古い名簿があって、それを使って片っ端から送っているのだと思います。これだけでも非常に不愉快です。ネットにも書いてありますが、連絡は絶対にするべきではないと思います。


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