経済再生はあり得るのか?

新聞記事を見ていると不安です(2014.12.19)

 寒い朝ですが、埼玉県はきれいな青空が広がっています。こういうときはだいたい日本海側は大雪になっていることが多いようで、実際ニュースを見ていると、痛ましい事故も増えているようです。

 夏は無茶苦茶暑く、冬はめったやたらと寒いというのが、ここ数年の傾向になっているような気がしますが、それに伴って竜巻や突風、雹や霰という、これまでの何十年の人生経験の中でもあまり体験したことがない気象現象も頻繁に起きています。

 さらに地震や火山活動も活発化していますから、二酸化炭素濃度がどうこうというレベルではなく、地球全体の自然環境が大きく変化する時期に入ったのではという不安も感じます。

 そういった視点で見ると、安倍政権がどうたらこうたらとか、オバマさんがどうしたとか、ロシアのルーブル安とか、北朝鮮がどうとかというのは、実に小さなレベルの話しだなと思えるときもあります。

 しかしそういった個々の自分とはまったく関係ないと思われるような話しが積もり積もって、微妙に自分の人生に影響を与えている事も事実です。

 自分の老後の生活が少しでも豊かになるように情報収集は欠かせないなと感じていますので、朝起きると、朝食時からこのブログを書く時間まではじっくりと新聞を読むようにしています。

 今日はいつもより目に付いた記事がたくさんありました。一つ目が再生エネルギー買取抑制策。折角自然エネルギー利用の機運が高まってきたのに残念です。

 二つ目が投票率低下。特に若い人たちの投票率が低いようで残念。我が家の息子も来年は成人式です。私は選挙に毎回行っていますが、そういった親の行動を見せることが大事だと思っています。

 親が投票に行かずに、子供に「選挙は大事だ」と言っても説得力はありません。息子に言わせれば、「どうせ何も変わらないじゃん」ということになるのですが、その結果自分の生活がどう変化するかを教えるのが親の役目だと思っています。

 三つ目。アメリカのFRBの金融政策。ゼロ金利解除は来年4月以降という見出しを見て、ということは解除されたらさらに円安が進む可能性があるなと感じています。

 であるならば、旅行好きの私としては、さらに外貨を買っておいたほうが良いということになります。ついでながらロシアがルーブル安というニュースもあって、ロシアの国民が今現在どのような資産防衛を行っているのか、というのが参考になるなと思っています。

 さらに円安関連では、「円の価値 最低水準」という記事も出ていて、要するに今の円の相場は1975年の変動相場制移行時期とほぼ同じだということのようです。

 円安歓迎というムードは相変わらず高く、今日も株は上がっていますが、日本の経済的な国力は相対的にどんどん下がっているということだと思います。

 これはここ10年ほどバンコクに行くようになって、特に強く感じるようになりました。中国もそうですが、アジアの国は日本を今やどんどん追い抜いて経済成長をしている気がします。

 そんな中で日本の立ち位置を何とか繋ぎとめようとしているのだ安倍政権かなという気はしますが、関連記事で白物家電が出荷が17%減、なんていう見出しもすぐそばにあり、こんなんで製造業の業績は本当に回復しているのかと心配になります。 


表紙に戻る 政治の動き(2) 地方再生とはどこ?