政治への不信、庶民には物価の高騰

2017.6.9

 今日は大幅に寝坊しました。早朝5時前にトイレで起きて、「まだ早い!」と思ってそのまま寝ていて「はっ!」と気が付いて時計を見たら9時半でびっくり。まるで小学生です。

 昨晩は録画したNHKの将棋を見ていました。今話題になっている藤井4段の録画ですが、いったいどんな手を指すんだろうと興味津々。

 すると当たり前ですが。基本的には「普通」と思われる手を指し、時折「ありゃりゃ」と思われるまったく思いつかない手を指すことがわかり、どうやらそれが1局の中でキーポイントとなり勝利につながっているようです。

 相手からの攻撃を巧みに交わし、自分の指したい手をじわりじわりと実現していくということでしょうか。将棋というのは、基本的に100手前後で1局が終了するので、自分の意思が反映できるのが50回ぐらい。その50回で自分の形勢を少しずつ有利に導くわけで、まあ奥が深いですね。

 私自身高校時代囲碁将棋同好会に入り、将棋の地区大会で3回戦まで行きましたが、まあ棋力はせいぜいが5級程度ではないかと思われます。それでも囲碁や将棋の対戦番組は好きです。

 というわけで、その戦いに没頭したわけではないと思いますが、脳みそが疲れたのか今日は大寝坊。起きて朝食を食べ、すぐに株価をチェックすると、なんと昨日買った2150ケアネットが今日は朝から下降。

 デイトレードをするつもりはありませんが、自分で設定した損切りラインを割り込んだので、すぐに売却。たった1日で13000円ぐらいの損失です。

 ところが全体の日経平均は上昇基調のようで、最終的には100円ぐらい上がって終了。売却したケアネットも少し回復していましたので、少し売却を早まったかもしれません。

 一方政治レベルでは、トランプさんがロシアとの関係を追及され、場合によっては弾劾かもというニュースが流れています。まあ権力を乱用して思い通りにしようという行為が事実だとすれば、信頼に値しないとい評価されるのは当然かもしれません。

 私自身は、パリ協定離脱を決定した経緯に大きな不満を感じています。要するに自分の思う通りにふるまいたいと思っているのだと思いますが、これは日本の安倍首相への不信感と似たようなもんだなと思っています。

 文科省はようやく重い腰を上げ、加計学園の文書について再調査を行うみたいですが、これだけ「存在する」という状況証拠が囁かれているのに、「ない」と言ってきた経緯にまた不信感を覚えます。

 結果がどう出るかは不明ですが、今回の文書騒ぎは、トランプさん同様、安倍政権が無視や蓋をしてごまかす態度をとればとるほど不信感が募ってきたような気がします。

 そしてまたイギリス選挙では与党が惨敗。メイ首相の退陣かもというニュースも流れています。そうなるとEU離脱問題もまた再燃することになり、なんだかちっとも落ち着かないなあという気がします。

 そんな中、日本では6月から値上げされるものが続出。はがきは52円から62円ですらから、金額は小さいですが、その値上げ率は20%近いです。私は今年の年末から、特に親しい人を除いて挨拶だけの年賀状はやめようかと思っています。

 さらにビール類。大型店のディスカウント制度にメスが入ったようです。そして車のタイヤ。今でも品薄になっているバターやチーズ。絶対に必要な電気やガス。宅配の配送料金。

 ほかにも毎日スーパーに行って感じるのは、じわりじわりと少しずつ食材の値段が上がっていること。先日も書きましたが、家計簿を見直してい気が付きました。

 というわけで、政治レベルでは権力を持った人が好き放題やりたいと思っているようで、その流れに乗れる人は有利ですが、そうでない大多数の庶民は、物価の高騰にあえぐということになりそうです。


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