政治は混とん状態に突入

2017.9.18

 昨晩からの民進党の合流騒ぎで、なんだか選挙の情勢が一気に混とんとしてきました。自民党や公明党、共産党にとっても寝耳に水?の状態で、先が読めない選挙になったようです。

 しかしこういった状況に至るまでの様々な政治家の言い分を聞いていると、結局選挙に勝てばよい、そのためには何でもありだ、と思っている議員さんが多いということなんだなと再認識しました。

 「人民の人民による人民のための政治」という有名な言葉がありますが、今回の選挙は「議員さんの議員さんによる、議員さんのための選挙」というニュアンスが非常に強い選挙で、そこには庶民という言葉が含まれないなと感じます。

 要するに、自民党にしろ民進党にしろ、その他の政党にしても、選挙によって自分たちさえ選ばれればよいと考え、我々庶民のことはほとんど考えていないということです。

 そう思うと「一体誰に投票すればいいんだ」と非常に悩ましいです。しかし結局は、「あの人はスキャンダルでダメ」、「この人は身勝手な人だからダメ」、「この人は考え方が偏りすぎているからダメ」というように、消去法で選ぶことになり、「この人なら政治を託せる」という人がいないという不幸な現実に直面している気がします。

 まあ公示後は、それぞれの政党や人が、美辞麗句を並べ立てるのだと思いますが、その公約がきちんと守られる保証もないし、現に言いっぱなしで終わっているようにも思えます。

 そんな中、少子高齢化は今後もじわじわと進み、社会保障費は膨らみ続け、国の財政はどんどん悪化し、負担だけが増加するということが見えています。

 安倍総理は消費増税分の使い道をこれまでと違うことに使おうというような提案を行うようですが、これまた選挙用の受けの良いスローガンのように思えます。

 というわけで「さて、困ったぞ」というのが昨晩から今日にかけての政治の動きに対する率直な感想です。「いっそのこと投票に行くのをやめようか」という気にもなりますが、そうなると国民の投票という権利を放棄することになりますから、それもまた不愉快です。

 てなことを考えながら、午前中はいつものように旅行ブログを更新し、お昼は昨晩のおかずの残りで軽く食べ、食後は買い物へというのが現実の生活です。野菜の値段を見ると、一時期より少し下がった感じで、時折安い野菜が見受けられるようになりました。

 今日のメニューをどうしよう?と考えながら、スーパー内をウロウロし、メインのおかずは肉じゃがに決定。この後5時過ぎから夕飯の用意ですが、1日が過ぎるのが早いです。

 夕食を食べてちょっと寛いで、最後に株式等の動きをチェックすると、ほぼ1日が終了。株式のほうは一時期運用額が207万を越していたのですが、夏に大きく損失が発生し、迷わず損切りを行っていたら、運用額が195万ぐらいまで減少。

 こりゃいかんと思い、基本に立ち返って上昇トレンドにありそうな銘柄を選ぶようにしたら、このところ運用総額が200万ぐらいまで回復。この先どうなるかですが、選挙や北朝鮮問題等、常に不確定な要素が山積みです。

 ただ上昇トレンドにある銘柄を見つけることができれば、それなりの利益は確保できそうだと思えてきたので、売り上げや経常利益だけでなく、移動平均線からの乖離率にも注目するようになりました。


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