政治には期待が持てない

2021.8.13

 週末は予想も出来ないほど雨が降るという天気予報が出ていました。その予報通りに、埼玉は昨晩から雨が降り出し、それに伴って気温も急低下。

 本当に久しぶりにエアコンなしで就寝。窓は網戸にしていましたが、結構冷たい風が入ってきて、結局未明に寒さで目が覚め、慌てて窓を閉め、再び寝込んだら、やはり寝やすかったのか久しぶりに7時の目覚ましに起こされました。

 「いやあ良く寝たなあ」と満足感たっぷりで朝食。外は雨。ニュースを見ると九州方面では線状降水帯が発生し、氾濫した川もあったみたい。

 我が家の近くも川が流れているので、ネットの河川監視カメラで水位を確認すると、水は多いもののまだ余裕がありちょっと安心。

 朝食後はいつも通り各種ブログの更新作業。バンコクやハワイの感染状況を見ると、どこもかしこも感染拡大に手を焼いているみたい。

 そういった状況を見ると、日本の感染状況が一向に改善しないのもやむを得ないと思えてしまいます。とはいえ、現状の感染拡大は、やはりオリンピックを無理やり実行したことによって、逆に各種の強い規制を行うことが難しくなった風潮にも一因があると私は思っています。

 医療の専門家はこうなることを一か月以上前から予測していたとも思われますが、その声を無視して強行。

 とりあえずオリンピック内での感染拡大は大きなものにはならなかったようですが、自由に動き回る選手や関係者もいたようで、これもまた「関係者が動けるのになぜ自分たちは動けないのか」と感じる人も多数。

 こうなるともう手が付けられない。必然的に患者数も増え、医療崩壊が起き、自宅療養で亡くなる人もポツポツ表れ始めていますが、これは報道で聞くだけで、「怖い」と実感できる人は少ないのかも。

 かくしてお盆の時期も重なり、帰省する人多数。それが感染拡大に直結するとは思っていませんが、間接的な拡大要因にはなると思っています。

 さてどうなるか?菅総理の会見を見ていると、最近以前にも増して「眼力がなくなってきた」ように思われます。人々を説得するには、話し方による迫力もしくは、事実を積み上げる論理性が必要だと思っていますが、この方の話っぷりにはどちらもあまり感じられません。
 
 大多数の政治家の話は似たようなもんですから、この方だけの資質の問題ではなさそう。ただ様々な都道府県知事の中には、論理性を感じる話し方をする人もいますから、やはり現状把握と将来の展望を描けるかという資質の問題なのかも。

 現状は医療災害だと言った人もいますが、まさにその通り。ここを抜け出すためには、いまやリーダーの力量は頼れないので、個々人の自主的努力によるしかないと思っています。

 しかしそうなるためには、都内の新規感染者数が1万名を越すとか、全国の新規感染者数が3万名に達するとか、身近な人間や有名人が次々とが実際に感染してしまうとか、まあより大きなインパクト起きないとダメなのかも。

 ただしその兆候はあるなとは思っています。テレビでは感染爆発だと医療関係者が発言していますが、新規感染者数のグラフを見ると、頭打ちになりそうな兆候が見えてきたなと感じています。

 多分行動を自主規制する人が少しずつ増えてきた兆候ではないかと思っていますが、これが正しければ8月下旬ごろ感染者数はピークを迎えるのではという気もします。



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政治経済(2016〜)


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