投票率が低すぎる?

2021.11.1

 4泊5日の青森旅行を無事終えて帰ってきましたが、体が想像以上に疲れました。以前は旅行に行っても、翌日から元気に仕事に行けたのですが、最近の感覚ではとてもじゃないけど仕事は厳しいなと感じます。

 年金暮らしですから問題ないのですが、今後は年々旅行にも行きづらくなるんだろうなと思っています。私の母親も、今から20年ぐらい前の70歳前後で、私と一緒に旅行に行くと歩くのが辛いと言っていましたが、ようやくその気持ちが分かるようになりました。

 特に目的地まで歩いて1km以上とか、途中に坂道があるような場合は、よほど行きたいと思えるような場所でないと、歩くのが面倒だと感じるようになりました。

 また目的地までの移動に関して、行きは羽田空港まで電車を使いましたが、片道2時間の行程と駅構内の移動が疲れます。帰りも大宮駅から帰ってきましたが、やはり駅構内をスーツケースを持っての移動が面倒。

 いやはや体力が落ちたなあと感じましたが、70歳を越しても元気に世界中を飛び回っている人もいるようですから、要するに普段からの運動不足でしょうか。 

 さて、今日から11月。衆院選の結果も出て、個人的には議席は減らしたものの自民党の勝利、維新の躍進、立憲や共産の埋没が鮮明になったなと感じています。

 今回は選挙直前で不人気の菅首相が辞任し、新たに岸田総理が誕生というイベントが功を奏したともいえそう。菅総理に比べると、弁説も分かりやすい岸田さんに民意が寄せられたちいうことでしょうか。

 個人的には野党を応援していたので悔しくもありますが、まあしょうがない。野党は与党のやり方に常に難癖をつけて自己主張をするというイメージも強くあり、なんか将来像を託せないと感じる人が多かったのかも。

 それにしても与野党ともに反省しないといけないのは議席数ではなく投票率の低さだと思います。私のような高齢者層の投票率は良いようですが、若い人たちの投票率が低いみたい。

 私の世代は高校から大学にかけて学生紛争があって、勉学の面でいろいろな制約がありましたが、その分政治の動きに関心を持つようになった若者が多かったと思います。
 
 今の若者は、不遇な境遇でも自分の身の処し方が悪いと判断して内にこもってしまう人が多いような気もします。コロナの問題で職を失う若者が多いみたいですが、その解決法をもっと政治に求めてもいいのではという気がします。

 もちろん政治に関心を持っている若者は多いのだと思いますが、その気持ちをうまくまとめて吸い上げるような方策が立てられていないのは政治の責任ですね。

 しかし、その結果今後も弱い人たちにしわ寄せがいくような政治運営がなさされれば、その境遇はますます悪化ということになりそうです。

 ちなみに投票行動というのは親の教育力にもよるような気がします。普段から親が投票するという行動をとっていれば、若い人たちも自然にそういった習慣が身に着くような気もします。



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