私も遂にヒトカラーの仲間入り

カラオケボックスの一人利用(2013.7.4)

 先日今勤めている学校と自宅の中間ぐらいにある「シダックス」さんに行き、カラオケではなく楽器練習が出来るのか聞こうと思ったのですが、何だかやけに受付が混んでいたので断念。

 シダックスさんは、ホームページにも楽器練習が出来るようなことが書いてあったので有力候補だったのですが、平日の昼間に混んでいるのでは、楽器練習なんかで使うのは申し訳ないかなと思い、今度は自宅近くにある「ビッグエコー」さんに行ってみました。

 このお店は自宅から自転車で10分ぐらいの所にあるので便利です。ただホームページでは楽器練習が出来るのかどうかはっきりしませんでした。

 買い物ついでにちょっと寄ってみると、ちょうど私と同じタイミングで入店する70歳前後のおじさんがいました。どうやらこの方は一人で利用するみたいでした。

 最近こういうように一人でカラオケを利用する人も増えているようで、「ヒトカラ」と呼ばれることを知りました。ウィキペディアにもその解説ページがあってびっくり。

 内容を呼んでみると、2000年代から徐々に利用が増えてきたということで、一人で利用する人を「ヒトカラー」と呼ぶと書いてあり、思わず「へえ〜!知らなかった」とパソコンの前で唸ってしまいました。

 さらに2011年には平日の昼間に一人で利用するお客さんの割合は2割だったという統計数字もあり、想像以上に多いんだなと思いました。

 利用目的ですが、カラオケ練習はもちろんですが、ストレス発散、他人を気にせず歌う、他人と一緒に歌うときの気疲れからの解放、コストパフォーマンスだそうです。他にも振り付けの練習とかダイエット?という目的もあるみたいです。

 最近はグループできて一人一人が別々の部屋にはいるという、昔気質の人間には信じられない利用の仕方をする人もいみるみたいです。また歌っている様子をカメラで撮影してネットに投稿等、なるほどなと感心します。

 さらに、本来の使用目的とは違う利用方法もあるようで、代表的なのが私がやろうとしている楽器練習。読書、睡眠、さらにwifiを使って仕事をする人もいるとのことで、要するに世間と隔絶した小さな空間を自分だけで占有するということです。

 というわけで、話を戻して、先に入っていったおじさんに続いて、きれいな若いお姉さんのいる受付におずおずと進み出て、「楽器練習をしてもいいのかどうか聞きに来たのですが・・・」というと、お姉さん曰く「アンプに繋いで・・・だとちょっと・・・」と言うので、「いや、フルートです」と答えると、「それなら大丈夫です」と明るく答えててくれました。

 さらに「混雑具合は?」と聞くと、「平日の昼間ならだいたい空いています」とのことでした。

 というわけで第一関門突破。明日あたり行ってみようかと思っているのですが、料金が1時間で250円。利用者側のコストパフォーマンスはかなり高いですね。

 いよいよ私も「ヒトカラー」の仲間入りとなりそうです。
    
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