中東では騒がれていないのに・・・

韓国のMERS発生と海外旅行(2015.6.4)

 韓国から中東に旅行をして帰国した人がMERSを発症。その後同じ病院内にいた人が二次感染。自宅待機を含めた隔離患者が1300人という新聞記事を見て、さすがに心配になってきて、この間の経過を、このサイトとは別の健康ブログ(健康生活あれこれ)にまとめました。

 記事を書くためにいろいろネットの情報等を調べていたので、書くだけで2時間ぐらいかかりましたが、とりあえずまとめ終わりアップロード。やれやれと思ってヤフーのニュースを見たら、新たな記事が出ていてびっくり。

 内容はこれまでは2次感染だけだったのに、患者数が5人増え、その内の2人は二次感染者と接触した医師や同じ病室の患者だったそうで、遂に3次感染となってしまいました。

 また隔離対象者は300人増えて1600人以上。(ただし大半は自宅待機)703校が休校措置。生徒は喜んでいるかもしれませんが、事態を考えると深刻。再開も不透明。

 さらにソウル近郊の軍関係者に感染の疑いがあるそうで、その関係者を見舞いに行った100人が隔離措置だそうで、何だか大変なことになってきました。韓国経済への影響も大きいように思います。

 今のところ日本での感染者は確認されていませんが、二次感染者の一人は中国の香港に行き、その先の渡航先で発症を確認されたそうで、ご本人が搭乗していたアシアナ航空は、香港から名古屋まで特に消毒もされずに運行されていたそうですから、これも気になる情報です。

 ここのところエボラ出血熱のニュースが減ったなと喜んでいたのですが(まだ現地での病気との闘いは継続しているのだと思いますが)、代わりにお隣の国に「MERS」ということで、かなり心配。

 「だから韓国は云々」とこの機に乗じて偉そうな批判をする人が今後多数出てくるような気もしますが、そういう問題ではないように思います。特に今回初期対応が遅れた印象は確かにありますが、それは日本でも同様。

 成田空港には体温を感知するカメラ?が設置され、体調の悪い方は申し出てくださいというアナウンスもありますが、申し出なければ素通りです。

 日本人は一般に自身の体調に敏感ですから、何かあったら申し出る人が多いと思いますが、だからと言ってすぐに防疫体制が迅速に敷かれるかどうかは不明です。

 しかし困りました。こうなってくるとエボラとは違い、日常的に空港には韓国からの飛行機が離発着していますから、3次感染の次は当然4次、5次を予想しなくてはなりません。

 ここからは身勝手な私事になりますが、私は8月にハワイ旅行を控え、場合によっては6月後半に再度バンコクへ、なんてことまで画策していましたので、この流行はかなり不安。

 いつも利用しているのはチャイナエアラインで台湾の航空会社ですが、韓国便も運行しているはずなので、搭乗が不安になります。6月はあわよくばマイレージを使って特典航空券を獲得し、格安旅行を目論んでいただけに、今後の推移が気になります。


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